口コミ
久留米ラーメン発祥の店という話を聞いておりましたが、純粋な久留米ラーメンを期待していると、多少違和感を感じることでしょう。
スープには、マーユ入り「極」と、スタンダードの「元祖」の２種類があります。
麺は長浜系に近い細めのストレート麺です。
駐車場は広く、大型車でも余裕で駐車できます。
遊園地にある見世物小屋を思わせる入り口表示にしたがって玄関へと進みますと広い店内に入れます。おそらく５０人以上は収容できそうなくらい広いです。ところが・・・・。
木曜日のお昼過ぎ。先客は１名だけという寂しさ。
従業員も「社員」という名札を付けたおじさんと、アルバイトと思われる６０歳くらいのおばちゃんの二人だけ。しかもおばちゃんの方はまだ不慣れな様子で、おじさんに教わりながらの接客。
焦がしニンニクとかマーユというものが性に合わないので、「元祖」を選択。
とんこつしぼりと名付けられた普通ラーメンが５００円。
セットメニューで餃子・ライス付きが１８０円増し。替玉は１００円と、これは良心的。
麺の硬さを尋ねてくれるので硬めでオーダーし、出来上がるまで店内の状況を観察します。
テーブル席と座敷があり、広々としているのが勿体なく感じてしまいます。おそらく週末は御客でごった返し、従業員も増員されるのだろうなあと考えながら、注文を２度確認に来たおばちゃんを見て、もし今団体客がどかーっと入ってきたら、この二人でどうやって対処するのだろうと、そういう状況も観てみたいなあ。と思っていると「ハワイ出店」のチラシを見つけました。
アラモアナショッピングセンターに「威風堂々」という店名で出店しているのだとか。そういえばアラモアナのフードコートに讃岐うどんの店とラーメン屋もあったなあ。と先月の思い出にふけっているとラーメン完成。
豚の背脂を散らしたようなスープにストレート麺。具は青ネギとチャーシューだけ。
しかも、このチャーシューが非常に寂しい。
大きさはゴルフボール大の面積で、厚みがないのです。
あいにくノギスを持ってなかったので、正確な計測は出来ませんでしたが１ミリもないくらいのホントのペラペラ。
よくここまで薄く切ることができるなあと感心するくらいの薄さ。
チャーシュースライサーで挽いているのかもしれませんが、凍らせて半解凍状態で削ぐように切らなきゃ難しいでしょう。
客席から丸見えの厨房に目をやると、おばちゃんが秤を使って茶碗にご飯をよそっていました。決まった量があるのは分かりますが、慣れない手つきで、ご飯を計量しながら増減の微量調整をしているのが見えるのはどうかなと思いました。まあ、おばちゃんだから許すけど。
硬めのはずの麺もかなり柔らかく、その量が少ないです。三口ほど啜ったらなくなってしまいます。スープが熱くないので思い切りズズっと麺を啜ったからかもしれませんが、早く食べ終わってしまいやや物足りなさを感じてしまいます。
餃子がおいしかったですね。
料金を支払うと、ポイントカードをくれました。ポイント数に応じてトッピングやラーメンのサービスが受けられるというものでしたが、次も来るかと問われると多分来ないでしょう。
おつりと一緒にそのカードを財布にしまいながら、わざわざ入り口とは反対側に設けられた出口を出たとき、なんだか遊園地のアトラクションを体験したような不思議な気持ちを感じました。
スープは、望み通りの味でこくがありとてもおいしい。思わず全部のんでしまいそうだ。麺もうまいが、かなり細いのが自分の趣味にはちょっと合わない。チャーシューがめちゃ情けない。親指の先ぐらいの大きさのうすいのが３枚だけ。５００円というのを考えると、ちょっと損した感じ。熊本ラーメンなど、５００円ならもっとばりっとしている。
写真
概要
店舗名
マンシュウヤガイチバントステン
満洲屋が一番・鳥栖店ジャンル
電話番号
住所
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