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口コミ

アンチョビさん

一人でも気兼ねなく「焼き肉」

4.50

投稿日: 2013/02/22

予算: ￥900

　国道５６号線を宿毛市中心部から東へ進むと、自動車専用道路（宿毛中村線）に行く丁字路があります。そこを右折せずに１００ｍくらい国道を直進すると、天下茶屋さんがあります。看板には「焼肉」の文字が。もちろん独り身の私、今回の訪問も独りです。「一人焼き肉」なんて昔やってた阿部寛さん主演のドラマ「結婚できない男」を思い出してしまいますが、事前に知人から情報を得ていたので気兼ねなく入店。「一人で行っても恥ずかしくない焼き肉屋」です。
　店内は４人用小上がり席が３、６人用が５あり、テーブルはお好み焼き屋でよく見る鉄板になっています。焼肉なのに網焼きではない…？
　まずびっくりするのがお冷や、豪快に１リットルのペットボトルで登場します。もちろん無料。
　次にびっくりするのがオーダー「牛にしますか？豚にしますか？」こちらのお店のメインメニューは豚肉（５７７円）と牛肉（６３０円）の２つのみで、どちらか＋ご飯（大・中・小のいずれか）というオーダーが定番です。ご飯には味噌汁と漬物がついてきます。今回は牛と中めし（２１０円）を注文。
　休日の昼下がりに訪れたのですが、席はほぼ埋まっており、次々とお客さんが入ってきます。知人曰く、こちらの焼肉は宿毛市民のソウルフード的な存在なのだそうです。
　そうこうしていると料理が到着。画像を見てもらうとわかると思いますが、こちらのお店の「焼肉」とは世間一般でいう「肉野菜炒め」です。厨房で炒めた状態で届けられるので、すぐに食べられます。牛肉とキャベツ、もやし、ニラが適度にしんなりし、適度にシャキシャキ感が残っており、これが特製のあっさりしてやや甘いタレとよく合います！タレのしみたご飯がこれまたうまい！大めしにしておけばよかった。
　テーブルの鉄板は火がついているので、焼き具合を自分なりにアレンジすることができます。また、テーブルにはすりおろしたニンニクが置かれてあり、お好みの量をタレに加えるとまた違った味が楽しめます。タレはレジ横でも販売されており、家庭でもこの味を楽しめます。知人から教えてもらってなかったらおそらくスルーしてしまっていたでしょう。いい店を教えてもらいました。