通称“野口整体“の流れを汲むものです。季節ごとに変わるポイントを押さえます。
高校卒業までは、郷里の山口県宇部市に住んでいましたが、その頃には、まだ考えてもいなかった現在の仕事です。
しかし、小五の頃から眼鏡をかけ始めた近眼が急速に進行して、高校に入ると、成績よりも『失明するのではないか?』と、心配する日々でした。
ある本の中で近視の度の強い男性が、「あるとき目から出血して、その後失明し…」と書かれてあったからです。
そんなきっかけもあって“野口整体”に興味を持ちましたが、30才のときに指圧等の国家資格を取ってすぐに、恩師である高野亨先生に出会えたのは幸運でした。
「社団法人整体協会」(=野口整体)の、春の講習会が、静岡県の焼津グランドホテルであり、休憩時間にロビーの椅子に、向かい合わせに座った先生に、声をかけられたのです。
当時、地下鉄の「新宿御苑」駅の近くに下宿していましたが、先生の整体指導室は「吉祥寺」駅の近くにあり、夕方から明け方まで働きながら、2日に1度くらいの割合で通いました。
話が近視のことに戻りますが、先生の整体を受けながら活元運動と愉気(ゆき)を続けているうちに、同じレンズで前よりもよく目が見えるようになり、1段階(0.25)度の弱いレンズに取り替えました。
期間の巾はまちまちだったと思いますが、1年前後でまた1段階、度の弱いレンズに取り替え…ということの繰り返しでした。
そしていつの間にか、-8.00だったコンタクトレンズの強い度数も、16段階弱い-4.00にまで下がり、失明の不安から解放されました。
また“野口整体”がお勧めする活元運動は、自分で身体を自動調整できる体操で、この体操のおかげで、わずか1週間で(!)、12年間悩まされた不眠症が、嘘のように消えてなくなりました。
いつ何処ででも出来るので、これを知らずに過ごすのは、本当にもったいないことです。
これまで1000人以上の人にこの体操の話をし、数百人を超える人に、直接お教えしてきました。
これからも、1人でも多くの人に身に付けていただき、一生の財産にして欲しいと思います。
人を体形や感受性で“体癖(たいへき)”に分類し、体癖や季節に合った調整が、当院の特徴です。
普段の吉祥寺の他に、郷里の宇部市でも、毎月下旬に4日間の整体を始めて、22年になります。
定期的に整体を受けていただくことで、常に良いコンディションで、仕事や勉強に励んでいただきたいと思います。
- 得意なこと
人と話すことや、子供とのコミュニケーションをとることです。
- 趣味・マイブーム
感性を磨くためのヴィパッサナー瞑想。小学校サッカー部の朝練のコーチです。