柳寿司

下町情緒漂う商店街で愛され続ける「柳寿司」さんで、心温まるひとときを過ごしてきました♪
暖簾をくぐると、威勢のいい「いらっしゃい！」の声。カウンター越しには真剣な眼差しで寿司を握る大将の姿が。女将さんの優しい笑顔に迎えられ、期待が高まります。
先付けの若布と新玉ねぎの酢の物は、春の息吹を感じる爽やかな一品。みずみずしい食感と共に、これから始まる握りへの期待が膨らみます。
お造りは、大将が目利きした旬の魚を三種盛りで。透き通るような真鯛に、甘みの強い平目、脂ののった寒ぶりと、どれも絶品です。
にぎりは、一貫一貫に大将の真心が込められています。シャリは、ほんのりと温かく、程よい酢加減。ネタとの調和が見事です。
中トロは、とろけるような舌触りと共に、濃厚な旨みが広がります。炙りサーモンは、香ばしい香りと共に運ばれてきて、これまた格別。
煮穴子は、しっとりとした身に特製のタレが染みわたり、ふわりとほどける食感。最後の一切れまで美味しさが続きます。
玉子焼きは、ふわっとした口当たりの中に、出汁の風味がしっかりと。これぞ江戸前寿司の真髄と感じる一品。
カウンターでは、大将と常連さんの楽しい会話も飛び交い、まるで実家に帰ってきたような温かな雰囲気。時折聞こえる笑い声に、心が和みます。
特製のガリは、甘さと辛さのバランスが絶妙。女将さん手作りの小鉢も、どれも丁寧な仕事が光ります。
カウンターとテーブル席があり、家族連れでも気軽に楽しめる空間。江戸前寿司の真髄と、心のこもったおもてなしに出会える、そんな宝物のような一軒でした♪
「また来てね～」という女将さんの温かな声に送られ、もう次の訪問が待ち遠しくなりました！下町の人情と職人技が息づく、そんな心温まる寿司屋さんです！