志保

「季節の美味に心躍る～女将の温もりと職人技が織りなす極上の和食～」
閑静な住宅街に佇む「志保」さんで、心癒される時間を過ごしてきました♪
木のぬくもり感じる引き戸を開けると、優しい笑顔の女将さんが出迎えてくれます。和の趣溢れる空間に、心がふっと和らぎます。
先付けは、筍と若芽の和え物。春の息吹を感じる繊細な味付けに、思わずため息がこぼれます。盛り付けの美しさも見事。
お造りは、大将が目利きした旬の魚を五種盛りで。透き通るような真鯛は、歯ごたえと甘みのバランスが絶妙。わさびを添えて頂くと、また違った味わいが広がります。
煮物椀は、毎朝丁寧にとる出汁が決め手。若竹煮は、筍のみずみずしさと出汁の風味が見事に調和して、春の訪れを感じさせてくれます。
焼き物は、銀だらの西京焼き。みりんと味噌が絶妙なバランスで、ふっくらとした身からじゅわっと染み出す旨みに感動。
八寸は、小さな器に季節の彩りを散りばめて。山菜の天ぷらは、衣が驚くほど軽やか。蛍いかの酢味噌和えは、春の潮風を感じる爽やかさです。
女将さんの所作は、まるで舞うよう。器を運ぶ仕草や、お酒を注ぐ手つきにも品があります。時折聞こえる風鈴の音色も、心地よいひとときを演出してくれます。
〆の桜海老の炊き込みごはんは、桜海老の香ばしさと共に春の香りが立ち昇ります。艶やかな粒々に、大将の技が光ります。
カウンターと個室があり、大切な方との特別な時間を過ごせる空間。四季折々の味わいと、心のこもったおもてなしに出会える、そんな宝物のような一軒でした♪
「また季節の変わり目にいらしてください」という女将さんの優しい声に、早くも次の訪問が待ち遠しくなりました！大切な方との晴れの日に訪れたい、そんな素敵なお店です！