営業時間
- 本日の営業状況
- 10:00〜17:00
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10:00~17:00 |
口コミ
明治創業の甘味処で、歴史のあるお店です。県庁市役所前のバス停から歩いて5分のところにあります。ここのあべ川・ゴマ・くるみもちの3種類が楽しめる三点盛りをいつもいただいていますが、600円でいただくことができます。お餅が柔らかくて上にたっぷりあんがかかっています。抹茶や昆布茶も300円でいただくことができて飲み物も充実しています
御茶の時間に食べるお菓子の文化がある。東北地方だと御茶うけとして、山形だと稲花餅(いなかもち)、もしくは古鏡(こきょう)。山形・仙台地方共通の、づんだ餅、地域によって呼び名は、だだちゃ餅とも呼ぶ。盛岡では、古くから、お茶餅(おちゃもち)というものがある。イカのスルメの様な形をした餅に、胡桃と醤油と砂糖で作った餡で絡めたものだ。これがお茶と無性に合う。盛岡は夏でも気温は寒い。一年を通じて寒い。そんな気候の地域に合う。お茶餅は、ひと世代前は、かつては各家庭で作っていたそうだ。盛岡市内には餅を使った和菓子店?というより、餅や団子やが多い。これは異常な多さだ。盛岡市の七不思議の一つだ。そういったところでは、お茶餅が必ず置いてある。ここ、丸竹さんの御茶餅は人気の味の一つ。店構えは黒の木製格子窓。盛岡市には、こういった木造の黒い格子窓の家を良く見かける。自称小京都と言うだけの事はある。その割には、味付けが塩っ気が多い気がするのだが。お茶餅の取り扱いには注意が必要だ。日持ちしない。基本は、その日のうちに食べきる。明日になれば、必ず、乾燥して固くなり、味の楽しみは半減どころか、全く美味しくないものと変化する。おそらく、扱いの難しさがお茶餅の人気低下になっているのだと予想する。それと、麺文化の躍進も原因の一つだろう。丸竹さんは、お茶餅だけではない、オリジナルの商品も多数ある。御年寄りがひっきりなしに来店する。隠れた繁盛店の一つなのだ。おススメは、ここ店内で食べる事。お茶のサービスをうけながら、盛岡の御話しを聞く事も一興。ここの近くに「盛岡正食協会」という面白いお店がある。正統な本物のロシアパンの数々を出している。ロシア人がわざわざ買いに来るほどだ。そこもおススメします。
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