口コミ
カレーの名店のある荻窪で異色のインドカレー店です。正直言って男には少し物足りないぐらいではありますが、前日ちょっと飲み過ぎた時など利用させてもらってます。以前の店舗の頃は激辛カレーをよく食べましたが、今はバイキングが主流なので中辛ぐらいまでかな、前は演奏会なんかもあって結構面白い店だったよ。
美味しいと評判で、ランチはそこそこ混んでいます。私好みのベストカレーではなかったですが友達は大絶賛です。
“自然回帰”“エコ”“健康食品”だなんて言われると、腰が引けちゃいませんか?少なくとも私はそう。なんかウザそうだったり、ウソ臭かったりで...。自然食品(料理)は好きなんだけど、エコにも健康にも関係なく、ただ単にウンマいから好きな訳で...。
そうしたウザい60年代ノリで語られることの多かったのがこの店。確か20年位前からあったはずですが、そんな訳でこれまで訪問を躊躇ってきました。でも、たまたま見たメニューには、ごく普通にヴェジ系料理が沢山並び、美味しそうなインド料理レストランのようです。
この日オーダーしたのは
ナタラジティッカ(750円)
パラタ(630円)
パラクパニール(1,350円)
ナタラジティッカは、味・食感とも不思議な食べ物。肉のような肉でないような。大豆製なので豆腐由来の食品類に似ていなくもない。軽やかな塩味で味付けされ、レモンを搾りパラタで摘んで食べるとウンマかったです。盛りはもう少し多い方が良いですよね、重くない料理だし、原価安そうだし...。パラタは渦々のラチャパラタを期待してオーダーしましたが、大きめのプレーンパラタでした。焼き上がりはクリスピーで、食後感は軽やか。
ガーリック不使用(?)っぽくて、油も全く控えめなパラクパニール。肉魚卵の他、何故か地中で実る野菜も食べない(だから、玉葱大蒜がダメな)インドの純ヴェジタリアンと日本の健康マニアが合体したような仕上がり。ガーリック・油が少ない他は、かなり美味しいホウレン草のグレイビーで、インド料理屋さんとしてそれなりのレベルが有る店だなぁ、と感じさせてくれます。まあね、油が少なくてヘルシーってのはケッコウなんですが、他店(特に吉祥寺北町のあの店ね)と較べて食後の満腹感が低く、男性客には不満が残るかも。せめてパニールをよりこってり仕上げて増量するとかできないもんですかね〜?健康より満腹ですよ、男は。あ、後はコストパフォーマンスもね(汗)。
インド料理のヴェジタリアン文化はあくまでも宗教的な戒律がベース。日本の「健康で長生き」みたいなのとは全く別の文脈なんですよね。不殺生が大事なんですよ。体の健康より心の健康が上みたいな。実の所、その辺りの話はよく分かっていないんですけどね、私。だって自分の国の宗教すら理解できないのに、人の国の宗教分かんないでしょ!? まあ、インド料理のテーブルマナーだと思って、そういったバックグラウンドを大まかに知っておけば十分かな、と。それに、インドで「健康で長生き」な料理として人気があるのは南インドのヴェジタリアン料理で......
って、何ウンチクやってんスかねぇ、私? 話が脱線しましたが、とにかく“エコ”だの“健康”だのといった言葉に関係なく、まあまあウンマいインド料理を提供するこの店。多少ボリューム感に難があるものの、イロモノ扱いは不要なまっとうなインド料理なので、是非行ってみて下さい。ヒンドゥ系北インドの野菜系カレー料理が豊富で、品数はこのエリアで最高レベル。色んな料理が試せます。また、コックさん達はネパール出身者が中心のようですが、インド料理をみっちり仕込まれたそうなので、よくあるネパール式インド料理とは違います。安心して下さい。
というわけで中々のレベルのインド料理で気に入ったのですが、インド料理らしからぬボリューム感の無さ(低CP)でちと減点。評価は★3.5ということに...。
駅と家の間にあり、やたら看板が目にとまるので、
先日友人と行ってきました。
地下にあるので、規模感がつかめていなかったんですが、店に入って思いました。
でか!!
こんな広かったのね、ここ。
肝心の食べ物は、豆カレーにしました。
ベジタリアン向けの料理があるのは素敵。
このカレーがうまい!辛すぎないんですが、色々なスパイスが重なり合った味に深さとでもいうのでしょうか、味わってたべてしまう、そんなうまさ。
手持ちがあんまりなかったので、そんなに料理は頼まなかったので、今度はたっぷり頼みます!
ナタラジ
- 投稿日
- 予算
- ¥2,000
インドカレーのお店です。
肉を使わないカレーでベジタリアンも安心して食べられます。
特に豆のカレーは絶品です。