ヒノドウブツビョウイン
長良、岐阜駅、各務原イオンなどから車で約20分、交通至便です
動物病院
歯石除去
車でのお越しが便利です。国道156号日野南3交差点からスグです。岐南インター、東海北陸関インター、各務原インター、イオン正木などから約20分。意外と近いです。
口コミ投稿、写真投稿で最大20ポイントGET
※「お問い合わせの際は、エキテンを見た」とお伝えください。
このマークはお店がエキテンの店舗会員向けサービスに登録している事を表しており、お店の基本情報は店舗関係者によって公開されています。
歯石は、歯の表面についたプラーク(細菌とその産物の塊)に、カルシウムがくっついたものです。歯石そのものは悪さをしませんが、歯石は表面がざらざらしているのでプラークが付着しやすいことから、歯石除去を受けた方が良いです。 歯石除去は歯科治療をする前に、正確には口腔内検査とレントゲン検査をする前に行います。歯石除去をしてからでないとお口の評価が正確にできないからです。つまり、歯石除去が目的ではなく、あくまでルーチンといえば良いでしょうか。 ですので、事情が許せば、歯石除去を受けるだけでなく、歯周ポケットの深さの測定や歯科レントゲン検査を受け、見えていない歯周組織の評価も受けられるのを強くお勧めします。 なぜ歯周組織の評価をするかというと、犬猫では歯周病が非常に多く見られるからです。歯石がついていなくても、歯周病になっている歯は非常に多くあります。それは、歯石はなくてもプラークがついており、プラークが歯周病の原因だからです。プラークは身近なものでいうと、キッチンのぬめりです。どこにぬめりがあるかは触れば分りますが、見ているだけでは分りづらいものです。 当院ではご紹介いただく歯科症例はかなり重度なものばかりで、歯石除去だけを依頼されるケースはほとんどありませんが、こういった説明をさせて頂くと、例えば1本の歯が折れているだけのケースであったとしても、まず全ての歯の歯石除去をして、深さを測って、レントゲンを撮ってという一連の検査をして、お口全体の評価をします。 その後、治療の優先順位を決め、1本1本歯の治療をしていきます。やるべき事があまりに多いと、2日に分けて行う事もまれにありますが、ほとんどは1日で検査から手術まで終えます。 とはいっても、とても時間がかかり、重いケースでは3時間半〜4時間もかかってしまう事もよくあります。私だけでなく助手も長時間同じ姿勢で行いますので、大変な重労働だと認識しています。 でも、処置後1週で経過観察に来て頂く時は、様々な症状が口からきていたんだと飼主さんが自覚され、とても喜んで頂けるのが、私をはじめスタッフ皆の励みになっています。 お口の事でお悩みがあれば、是非一度ご相談ください。