結論から言うと、
「プロテインを飲んだだけでは痩せません」
「体温は食後一時的にしか温まりません」
そもそも、筋肉は筋肉を増やすための運動をしないと増えることはありません
ただし、たんぱく質を適量に摂取することで筋肉の減少を防ぎ、
維持することは可能です
また、たんぱく質など食後に身体が温まるのは、
「DIT(食事誘発性熱産生)」による影響です
摂取カロリーの約10分の1は消化などのエネルギーとして消費されます
例えば1800㎉摂取したとすると、約180㎉は消化などに使われるのです
このとき、熱も同時に産生されるので、
食後は基本的に温まりやすいのです
あくまでこの身体反応は食後に起こる一時的な反応です
冷え性の人がこの反応で温まったから、
改善したと思うのは根本的な解決の面では間違いです
食事で温まった場合は、
①DITによる反応と、
②単純にエネルギー摂取不足
です
食事をしても温まらない、
摂取カロリーも充分に摂れているはずなのに、
温まらない場合は別の原因が隠れている可能性もあります
食べる順番や組み合わせ、そもそも熱を生み出す器官に問題があるなど、
あらゆる角度で評価が必要です
また、単にたんぱく質の量を増やせば良いと思っていると
「肝臓」や「腎臓」に負担をかけます
内臓不調からの腰痛や血液検査等の評価からでも、
たんぱく質の過剰摂取が明らかになります
また、糖尿病の人にはプロテインはNGです
