さて、夏の「火」に関連する臓器は、
「心臓」
「口唇」
「気血(気力)」
「血圧」
です
例えば、心臓は夏になると暑さにより身体が脱水傾向になるので、
血液循環に影響を及ぼし負担がかかります
夏の旬の野菜には、水分を多く含むものが増えます
旬のものを摂ることで自然と水分を補うことが出来るのです
夏という季節を上手く乗り越えるために自然の恵みが応援してくれるのです
「火」の臓器を助ける味は「苦味」「赤色のもの」
梅干しやゴーヤ、ピーマン(赤)、トマト、にんじんなどです
「赤」の野菜がオススメです
体内の熱を冷やすお手伝いとして働きます
また、「火」を補う臓器として
「木」の臓器もサポート役として整える必要があります
「木」の臓器は、
肝臓・脳・神経系
などです
もし、体内に熱がこもっているなら、
「木」の酸味を摂取し、
冷やしすぎてしまった場合は、
「水」の塩辛味を追加して調整しましょう
また、湿度が高いため、胃腸の弱い人は食欲不振に陥りがちです
多くあるのが、そうめんだけしか食べないなど栄養学的にも偏りが出てしまいます
それがますます負のループとなり、
冷え性をふくめた不調を増やしてしまいます
消化酵素を含む大根を使用した大根おろしとポン酢で肉や魚を食べる
おろしそばや梅などを和えたものもオススメです
飲食店でも夏限定メニューが出ていますが、
それも科学的に相性の良い組み合わせです
外食などでも活用しましょう
さらに、この時期に超重要なのが天然塩の補給
天然のミネラルの1つの成分であるマグネシウムは、
心臓の働きをサポートします
オススメは沖縄の塩「ぬちまーす」や「雪塩」です
ぜひ、上手く活用して暑い夏を養生していきましょう
