ツルマチヒフカクリニック
皮膚科
真菌
[車] 国道6号線「学園東大通り入り口」交差点を荒川沖駅方面に車で約30秒・常磐道桜土浦IC 約7分・圏央道つくば牛久IC 約7分 [電車] JR常磐線 荒川沖駅下車、徒歩約7分
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水虫
水虫は白癬菌というカビが皮膚に付着し、侵入すると起こる感染症です。 水虫の原因となる白癬菌は足や足の爪に多く感染しますが、 そのほか手、手の爪、頭、顔、体、股にも感染することがあります。 爪水虫は皮膚の角質層に感染した白癬菌が 爪に侵入して起こることがほとんどで、 その感染経路としては、爪の先端、脇、根元からがあります。 爪が白く濁ってきたり、厚みが増してきたり、 ぽろぽろと壊れてきたりしたら、爪水虫の可能性があります。 多くは足の水虫に続いて発症するので、 足の水虫を放置していると爪水虫になり易いといえます。 <足水虫> 3つのタイプがあります ・趾間型 最も多い型で足の指の間が白くふやけて皮がむけます。 かゆみも伴います。 ・小水疱型 土踏まずや足の縁に赤みを帯びた小さな水疱が多発します。 かゆみも伴います。 ・角質増殖型 足の裏、特にかかと部の角質が固く、 表面がゴアゴアに変化し、白い粉が吹いたようになります。 かゆみはそれほど強くありませんが、かかとのひび割れをみとめます。 <爪水虫> 足水虫から生じること大半であり、 爪先端が白く濁り、しだいに爪の根本方向に広がることが多いです。 『当院の治療』 外用薬:抗真菌薬のクリーム、液体、軟膏などの剤型があります。 症状にあった剤型を処方します。 当院では効果をより高めるために2種類の抗真菌外用薬を処方しています。 白癬菌の住む角質層は約1ケ月ではがれおち、新しい角質になります。 そのため症状が無くなっても最低1ケ月は塗り続ける必要があります。 また、症状のある部分以外にも白癬菌が潜んでいることもありますので、 足全体、足の指の間、爪と広範囲に塗りましょう。 特に入浴後に塗るのが効果的です。 内服薬(抗真菌薬):イトラコナゾール、 ネイリン(ホスラブコナゾール)など 『日常生活上の注意点』 (1)当たり前だが、履物は共有しない (2)毎日、指の間までしっかり洗う。特に雨に濡れた靴は履かない。 ・ 毎日同じ靴は履かず、靴の乾燥時間を作る ・ 通気性の良い靴や靴下を選ぶ (3) 爪を常に切っておく