口コミ

ちゃんぽんがうまい店

4.00

投稿日: 2017/11/19

予算: ￥600

城南区にあるちゃんぽんが美味しい店です。
店内はテーブル席と子上りがあります。
老夫婦二人で店を切り盛りしているみたいです。
ちゃんぽんが一番美味しいとのことでそれを注文。
野菜たっぷりでスープも優しい味わいで
とっても美味しくいただきました。
この味と量で６００円はお得と思います。
ちゃんぽんの味も美味しいですが
老夫婦の昔話も効けて楽しいひと時を過ごさせていただきました。

既に半分引退気味のタマちゃんさん

チャンポンが旨い

5.00

投稿日: 2011/10/14

予算: ￥600

開店前の午前１０時４０分に店を覗いてみたら、「中で待っとかんね」と言われ、仕込み中の女将さんとお話する機会を持てました。
推定年齢８０歳の女将さんの話によると、以前は笹丘で営業していたのが、１０年前にここへ移転してきたのだとか。
道路の沿線にあったのが、都市高速が出来て道路形態が変化し、奥に引っ込んでしまい、おまけに環状線が複線で中央分離帯があることなどで、上り車線からだと通り過ぎたあとでUターンしないと店に来れないという可哀そうな状態になっています。
看板も暖簾も「チャンポン」と大きく書かれているとおり、一番出るのがチャンポンらしいです。
オヤジさんは、「うちではラーメン頼んだらいかん。」と言うのだそうで、そのラーメンはとてもあっさりしているので若いお客さんには人気がないらしいです。
メニューを見ると、やはり最右翼はチャンポン。続いて海鮮チャンポン、さらに餃子チャンポンと続きます。
カレー、焼飯と続いたあとにやっとラーメン。
夫婦二人で切り盛りしているという女将さんに、メニューが多いので重なると大変でしょうと尋ねると、「うちはそこまでお客が入りませんけん、年寄り二人でするなら丁度良かと」とのお答えでした。
客席はL字型のカウンターに椅子が８脚、小上がりには二つの座卓に座布団が４枚ずつ合計１６人が入れるようです。
セットメニューを見てみると、焼きそば、カレー、ご飯のセットというのを見つけました。
意味が分からず尋ねてみると、「どっちにかけても良いとよ」との回答。どうやらカレーは焼きそばとご飯どっちにかけても良いようにルーが別になっているようでした。
チャンポンをオーダーして待っていると、常連のようなおじいちゃんが機嫌良さそうに来店しました。
「チャンポンと大メシ」と言って席に座ると誰ともなしに「ヤクルトは不甲斐ないねえ」と野球の話をし始めました。
女将さんは、「はい、チャンポンと焼飯ね」と答え、準備を始めましたが、それに対しおじいちゃんは「何が焼飯やろか、そげん食べられるもんかい、大メシたい」と答えていました。お互い年寄りなので聞き間違いもあるんだなと思っていると、しばらく経って女将さんが、「チャンポンと焼飯ちゃ、多くないね」と尋ねましたので、そこで初めて誤りが判明。
おじいちゃんは、「年寄りが頼むとばい。分かりそうなことやろうもん」と焼飯との組み合わせは常識で考えても多いだろうという意味のことを言って笑っていましたが、私はチャンポンに大メシもお年寄りには十分多いけどなと思って見ていました。
チャンポンは野菜たっぷりで６００円弱なのでお得感がありました。
あっさり系のラーメンも気になったのでチャンポンのあとにオーダーし、食べてみました。
確かにあっさりしていましたが、くどさがないコクのあるスープに具は焼豚２枚、キクラゲ、ネギで博多ラーメンの定番４００円という安さでこの味なら十分でしょう。
チャンポンと大ご飯を平らげるおじいちゃんの勢いに釣られてチャンポン、ラーメンと続けて食べた私でしたが、後になって胃袋の麺が膨張し、夕食時まで満腹状態が続いていました。