レストラン プロヴァンサル キムラ

ライムグリーンカラーに彩られた店内外は、
オーナーシェフとマダムの想いが詰まった
素敵な一軒家フレンチレストランのお店に
リニューアルされていました。

かなり近場から移転をした
レストラン プロヴァンサル キムラです。
かつてはカフェがあった場所でした。

南フランスのプロヴァンス地方のエッセンスを
北海道の食材を取り入れながら常に追求しているそうです。

以前のお店の時に
移転することを聞いていたので、
移転後最初のランチを始める初日に予約をして、
料理とお店の雰囲気と素敵な接客を楽しみにやって来ました。

新メニュー、
北海道ブイヤベースがメインの
ランチコースを頂いてきました。

アミューズ
秋刀魚のマリネ
茄子のピューレ
カブのムース

スープ ド ポワソン
お魚エキスがたっぷりなスープです。
テーブルに運ばれて来た瞬間から
さかなさかなさかな〜♪
と、あの歌が聞こえて来るほどに
魚介の風味がたっぷりと感じられました。
濃厚な魚介の風味が詰まったスープでした。
ガリガリのバゲットのスライスを
ヒタヒタに浸してから食べて楽しむ料理でした。
これにクリーミーで美味しいソースをディップして、
複層的で重厚な味わいが楽しめました。

ブイヤベース
カサゴ、アナゴ、イトヨリ、ウミヒゴイ、シマゾイ、
ジャガイモはキタアカリ
魚の種類はおおよそ合っていると思います(^_^;)
これらの魚のそれぞれの見た目でも楽しめましたが、
ブイヤベースの濃厚な旨味のあるスープで、
より美味しい魚の切り身に昇華していました。
アナゴは柔らかく煮込んでと言ってまさしたが、
ちょっと骨は硬かったです。
キタアカリはホクホクで粉っぽさがあるかと思いましたが、
しっとりもっちり感を実感して美味しいのでしたが、
違うジャガイモの種類じゃないかとも思いました。
いずれにせよ美味しくて冬にほっこり温まりますね♪

クレームダンジュ
ブラックベリーソースの甘酸っぱさに、
白くてふわふわで口解けの良いスフレのような
生クリームやクリームチーズ的な要素が溶け合って、
水あめにカラメルソースが溶け込んだような
ほろ苦甘いカリカリなものが合わさって、
甘さと酸味とが美味しく楽しめるデザートでした。

エスプレッソ
濃い珈琲の味の中に小菓子の甘みが程よくマッチング♪
甘味と苦みの余韻が穏やかに残りました。

相変わらずエスプリの効いた応対力で
素敵なサーブをする奥さんは、
気さくに一言、二言話す言葉にも温かみを感じます。
退店時は、オーナーシェフと奥さん二人が、
素敵な笑顔で一緒に見送ってくれました。
ホッと出来る知人宅に来たようにも感じられる
再訪したくなる一軒家フレンチレストランでした。

総合 4.3
味 4.0
サービス 4.8
雰囲気 4.1
コスパ 3.5
ドリンク 3.5

所在地
北海道札幌市中央区北3条西17丁目2-1
レストラン プロヴァンサル キムラ
（Restaurant Provencal Kimura）


☆☆☆次回予告編☆☆☆

ディナーで来てみたいのです。