阪急服部天神駅を東側に出て、国道を渡り裏通りをしばらく歩いた住宅街にある寺院です。駅から徒歩約5分の距離ですが、駅前の喧騒が嘘のように静かな一角です。

創建は大正時代末期という高野山真言宗の寺院で、入口から覗き込むと、こうやくんが見えるのが愛嬌があります。案内を見ると、新年の護摩祈祷や2月の節分会、8月の地蔵盆など、様々な行事が行われているようですが、個人的には小さな静かなお寺といったイメージが強く、夕暮れ時の雰囲気などなかなか趣があります。境内には春には通りにこぼれんばかりの桜が咲き誇り、思わず立ち止まり、見るものの目を楽しませてくれます。

阪急電車の服部天神駅から南西の方向に徒歩8分くらいのところですが、入り組んだ住宅街の中にあって、かなり場所はわかりにくいです。ただ、界隈は大阪の下町情緒が静かに漂う、なかなか渋いところではあります。

ここはその「さつま路」という名前が示すように、鹿児島の美味しいものがいただけるお店です。独自の産地直送の仕入れルートがあるとのことで、新鮮で美味しい薩摩の幸がいただけるお店です。

黒豚やきびなご、さつま揚げなどの鹿児島を代表する郷土料理がいただけますし、並んでいる薩摩焼酎の種類や数も半端じゃないです。ランチ営業もされていて、600円ほどで食べ応えのある家庭的で美味しいメニューがいただけます。