さん
2024-01-31

頸性神経筋症候群(首コリ症)の治療をしていただきました。

5.00

別治療中の病気で副交感神経がうまく働かない状態であるのですが、体調不良が起因となって、上記の病気と症状が多く重なる、頸性神経筋症候群と思われる症状がでて苦しんでおりました。首の前後と肩上部の筋肉が痛いほどに固まり、その悪化と並行して不眠、多汗、頻脈、筋肉のこわばり、羞明、書字困難・キーボード打ち困難などが悪化していきました。こうした症状がしばらく続いており、別治療の診療予約がだいぶ先であり、かつその治療で不眠などの症状について神経性のものである可能性が高い(=ウツ症状がない事を確認済)ことが判明していたので頸性神経筋症候群ではないかと推測し、こちらの医院でハリをしていただくことにしました。
素人判断ではありましたが、スタッフの方に症状をお伝えしたところ、詳細にヒアリングしていただき、鍼をしていただけることになりました。このとき、鍼をどこに打つか、ということのために詳細な聞き取り、状況把握が必要なのだろうと感じました。特に、症状について的確なヒアリングに感心しました。
初めての鍼でしたが、その即効性に驚きました。初日終了後すぐに多汗と首の後ろ側のこわばりはほぼ解消、全身のこわばりで年配の方の自転車運転のようであったフラフラが解消し、翌日夜までに首前の筋肉こわばり解消し、頻脈も解消傾向となり短時間睡眠がとれるようになりました。数日後に再度鍼をしていただき、改善傾向となり、別治療中の症状以外の状態についてはその後1週間ほどでほぼ解消しました。
鍼をうっていただいているときも、ひとつひとつの鍼をうちながら、どう感じるかなどを確認していただきながら丁寧にご対応いただきました。ありがとうござました。

初めての鍼に当たって様々な資料を読み込んでから診療を受けたのですが、最近は、鍼と神経科学、脳科学の共同研究が多いと拝見し、鍼を受けた後なるほどと実感しました。肩や腰の筋肉の問題だけでなく、不眠、不定愁訴や自律神経失調症などの症状の場合も、鍼診療はひとつの選択肢になるのではないかと思いました。WHOや欧米での鍼治療への理解深化、ガイドライン策定、規格化などもあり、海外では補完代替医療として活用されているようです。
現代人の宿痾を治療するひとつの方法として鍼は有効なのではないかと患者の立場からは感じました。鍼が幅広く認知され、保険適用になってほしいと感じた次第です。

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東大和市駅前はり灸整骨院 森の風分院
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