北山大宮のしちりん屋で味わう一味違う極上焼肉体験
北山大宮に構えるしちりん屋は、その一店舗ごとに異なる魅力で多くの焼肉愛好家を魅了しています。特にこちらの店舗は、店長自らが厳選したオリジナルメニューを提供しており、その品質と味わいは他と一線を画すと評判です。
通常メニューももちろんのこと、ここではオリジナルメニューの魅力に焦点を当ててみましょう。特に推奨されているのが、和牛上レバー塩焼き。その日の仕入れ状況によっては品切れのこともありますが、その美味しさはレバー嫌いをも虜にするほど。残念ながら今回は味わうことができなかったものの、他のオリジナルメニューを通じてその差別化された味わいを確認できました。
例えば、天コブはほっぺたのお肉で、コリコリした食感と塩加減が絶妙。和牛上ハラミは柔らかく、タレで味わうと一層の美味しさを感じます。また、リードヴォー(胸腺)やホソ、ミノサンドなどの希少部位も、この店ならではの選び抜かれた品質で提供されています。
オリジナルメニューと通常メニューの間には大きな差があり、特にオリジナルメニューの方が圧倒的に高い満足度を提供しています。接客も心地よく、一度訪れたらまた足を運びたくなること間違いなし。和牛レバー塩焼きをはじめとした、しちりん屋ならではのオリジナルメニューを追い求め、再訪するのが楽しみです。
- 上桂駅
- 和食
手打ち出雲蕎麦 八栄垣の隠れた魅力
手打ち出雲蕎麦を堪能できる「八栄垣」は、そのコシの強さと真っ黒な蕎麦が特徴的なお店です。島根県で契約栽培されたそば粉を使用し、薬味の辛味大根や鰹節、ネギ、海苔など、こだわりの旨味が堪能できると評判です。京都で出雲蕎麦を楽しむなら、このお店が一押しと言えるでしょう。
しかし、不思議なことに、このお店は「京都蕎麦スタイル57」という書籍には掲載されていません。著者がこの穴場を見つけられなかったのか、あるいは情報収集の方法に何か制約があったのか、その理由は定かではありませんが、それがかえってこのお店の隠れ家的な魅力を高めているようにも感じられます。
蕎麦仲間内ではすでに高い評価を受けている「八栄垣」。その上品な味わいと落ち着いた雰囲気は、一度足を運べばその魅力に取りつかれること間違いなしです。ただし、訪問の際は車のサイズに注意が必要。店の前には限られた駐車スペースしかないため、大きな車でのアクセスは避けたほうが無難です。それでも、その努力を惜しまない価値のある蕎麦店です。
- 上桂駅
- 和食
桂で見つけた!地元民も通う「淡路島」
桂に住んでいる私ですが、まだ足を運んでいなかったお店がいくつかあります。その中の一つが「淡路島」。この日は仕事帰りに、シャツをクリーニングに出し、奥様がまだ帰宅していない間に、ちょっと飲みに行こうと思い立ちました。奥様にはまだ内緒ですが(笑)。
「淡路島」は、銀鮭や淡路牛、ミンククジラの藁焼きなど、質の高い食材を使った料理が売りのようです。桂に住む地元民としては、ついつい龍馬やだるまなどの有名店をお勧めしがちですが、こちらのお店も負けず劣らず、満足できる料理とサービスを提供してくれました。マスターやアルバイトのスタッフも非常に感じが良く、居心地の良さを感じました。
人気店が多く、地元民でもなかなか足を運べない桂ですが、「淡路島」は隠れた名店と言えるでしょう。食材の品質にこだわり、親切なスタッフが迎えてくれるこのお店は、また訪れたいと思わせる魅力があります。次回は奥様を連れて、ぜひ再訪したいですね。
- 桂駅
- 和食
個室で楽しむ絶品会席料理
予約が必須で、1ヶ月以上前から準備をしてようやく予約できたお店。特に繁忙期には昼食時に2回転するほどの人気ぶりです。11時からの席を確保し、8,050円の会席料理を堪能しました。
美味しいスタート
先付け:柿と蕪、ほうれん草、子持ち昆布の組み合わせで、季節感あふれる味わいを楽しめます。
豪華なお造り
舟盛り:うに、マグロ、サーモン、鯛、イカ、ホタテ、伊勢エビといった新鮮な海の幸が小分けにされ、遠慮なく味わえます。
温かいお凌ぎ
牡蠣の白みそ仕立て、生麩とふろふき大根が入った優しい味わい。
香り豊かな焼き物
サワラにむかごを添え、杉板で焼いて香りをつけた一品。
蒸し物の逸品
小芋、きのこ、甘鯛、春菊にかにの餡かけで、素材の味を生かした料理。
和会席に珍しい一品
黒毛和牛ステーキが、肉の旨味を堪能できる逸品です。
締めの食事
土鍋で炊いたご飯、お漬物(ごぼう、大根、柴漬け)、そしてお造りに出た伊勢エビの頭の吸い物がセットで提供されます。
甘いデザートでフィニッシュ
アイスとパンナコッタ、コーヒーで優雅な時間を締めくくります。
老舗の京料理店とは異なる現代的な趣がありながら、この価格で提供される料理の質と量は非常に満足度が高く、コストパフォーマンスに優れていました。全ての料理が美味しく、大変満足のいく食事でした。
- 嵐山駅(阪急)
- 和食
淡路駅近くの隠れ家的レストラン
阪急淡路駅の西口から歩いてわずか3分。商店街を抜け、少し奥まった場所にその店は存在します。入口の隠れた立地から、ひっそりとした隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。
お店のシステムは現代的で、最初にLINEでお店に登録することで、少しですが料理がお得になる仕組みが導入されています。注文はQRコードをスキャンして行うため、タッチレスでスムーズなはずですが、店内の電波状況がいささか悪く、結局は従来の方法で声を張り上げての注文となってしまうことも。
この日は少し混雑しており、キッチンスタッフが2名のみだったため、料理の提供には少し時間がかかる様子でした。それでも待った甲斐あって、提供された料理はどれも美味しく、満足のいくものでした。
隠れ家的な雰囲気とモダンな注文システム、そして何より美味しい料理を楽しめるこのお店。淡路駅周辺にお越しの際は、是非足を運んでみてください。きっと、素敵な食事の時間を過ごせるはずです。ごちそうさまでした。
- 桂駅
- 和食
隠れ家的な絶品煮魚のお店
都心から少し離れた静かな場所にあるこのお店は、外観からは想像もつかない隠れ家的な存在です。周囲に溶け込む普通のお宅のような建物を改築したと思われる店内は、小さな看板が唯一の目印。初訪問時は、まるで宝探しのように探し当てる楽しみがあります。
数回訪れるうちに、日替わりセットがこのお店の魅力の一つであることに気付きました。特に煮魚は、その味わい深さで圧倒されます。「おふくろの味」と形容するにふさわしい、家庭的で温かみのある料理は、訪れるたびに心を和ませてくれます。
店内は広いとは言えないため、昼時にはあっという間に満席に。静かで落ち着いた食事を楽しみたい方は、少し時間をずらして訪れることをお勧めします。食後に提供される自家製コーヒーも、その豊かな風味と心地よい余韻で、訪問の締めくくりにぴったりです。
隠れ家的な雰囲気、家庭的ながらも絶品の料理、そして心温まるサービス。このお店は、時間を忘れてゆっくりと食事を楽しみたい方に、間違いなくおすすめできる場所です。
- 上桂駅
- 和食
筍尽くしの至福、筍亭での体験
京都の隠れた名所、西京区に位置する「筍亭」での食事は、まさに筍愛好家にとって夢のような体験でした。京都駅からタクシーで25分、桂駅から西へ進み、竹林の奥に佇むこの店は、季節を象徴する究極の筍料理を提供しています。料理は、塚原産の一級品筍を用いたフルコースで、価格は税込で17,820円。筍の鮮度と質の高さが際立つ料理の数々には、心から感動しました。
コースの幕開けは、筍木の芽和えから。一口食べただけで筍の上質さが伝わります。続く珍味5種盛り合わせでは、若竹真薯や穂付き筍赤味噌掛けなど、一つ一つの料理が繊細な味わいで、筍の新たな魅力を教えてくれました。特に筍粕漬けは、お酒との相性が抜群でした。
筍造りは、その日に掘り起こした最高の筍(白子)を使用し、柔らかさ、香り、味わいの全てが秀逸。筍若竹煮は、これまで味わったどの料理よりも美味しく、筍のクオリティの高さに改めて驚かされました。
鯛と筍の蒸し物湯葉あんかけは、三つ葉と生姜汁、パプリカの組み合わせが絶妙。筍姫皮ゼリー寄せや筍きんぴらなど、コースを通じて様々な調理法で筍の魅力を引き出しています。そして筍寿司や筍山椒焼き、筍チーズ焼きに至るまで、筍の可能性を存分に感じさせてくれる料理でした。
このフルコースは5月いっぱいまでの提供ですが、特別な保存方法により、それ以降もいくつかの筍料理を楽しむことができるとのこと。筍を心ゆくまで堪能できる「筍亭」は、筍好きには絶対に訪れるべき場所です。
- 桂駅
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