越前大野で見つけた隠れ家カフェ、時間を忘れるひととき
越前大野城の散策後、ふらりと街を歩いていたところ、たまたま見つけたスタイリッシュなカフェに足を踏み入れました。外観は控えめで、最初は何の店かさえ分かりませんでした。店内には派手な装飾はなく、ゆったりとした時間が流れる穏やかな空間が広がっています。
最初はカウンター横のテーブル席に座りましたが、やがて小上がりの席が空き、そちらに移動。ここで楽しんだコーヒーは格別で、妻が選んだベイクドチーズケーキとクラシックショコラも絶品でした。特に、クラシックショコラは私の心を掴みました。エジソンブレンドコーヒーは、店名と同じ名前を冠しており、その香りと味わいが際立つよう、ゆっくりと丁寧に淹れられています。
訪れたはずみで思わぬ長居となりましたが、ゆったりとした時間を過ごせたことに心から感謝しています。店主の方が一人で切り盛りされているため、時間を気にせずゆっくりしたい方にぴったりの場所です。急いでいる方には、テイクアウトもおすすめです。
このカフェでのひと時は、越前大野の旅をさらに特別なものにしてくれました。
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ハノイ発祥の味、エッグコーヒーの老舗が日本に上陸
ベトナム・ハノイにルーツを持つ「CAFE GIANG」が、ついに日本にもその風味を届けます。このカフェは1946年、当時ハノイの五つ星ホテルでバーテンダーを務めていたグエン・バンザン氏によって創業されました。バンザン氏が考案したエッグコーヒーで知られるこのお店は、長年にわたり世界各国からの出店の声を断り続けてきましたが、日本法人代表であり中華街で「皇朝」を手掛ける陳祖明氏の尽力により、秘伝のレシピがここ日本にも伝えられることとなりました。
店内は合計66席を備え、訪れる人々を温かく迎え入れます。私がこの日選んだのは、練乳入りベトナムエスプレッソコーヒーのアイスバージョン。ベトナムコーヒーと聞いて思い浮かぶのは練乳の甘さが際立つコーヒー。こちらのカフェで使用されているコーヒー豆は、ベトナムから直輸入したロブスタ種とアラビカ種のブレンド。焙煎はハノイの本店と同じ機械を用いて行われており、エスプレッソコーヒーとして提供されています。これまでのベトナムコーヒーのイメージとは少し異なるかもしれませんが、そのほろ苦さと練乳のまろやかさが絶妙にマッチしており、飲みやすい一杯です。
エッグコーヒーも気になりますが、今回は懐かしさを求めて練乳入りを選択。コロナ禍でなかなかベトナムを訪れることができない今、久しぶりに味わうベトナムコーヒーに心から満足しました。
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ワッフルでハッピーなランチタイム
コーヒー専門店で過ごすランチタイムは、ちょっとした幸せを感じさせてくれます。この日は、ハーフサイズのワッフルを選んでみました。見た目は控えめですが、食べ応えは十分で、バターの豊かな風味とメープルシロップの甘さが絶妙に絡み合い、心地よい時間を彩りました。
店内は多くの人で賑わっていましたが、テーブル間のゆとりある配置のおかげで、周囲のざわめきも気にならず、のんびりとしたひとときを過ごすことができました。コーヒー好きにはたまらない、サイフォンで丁寧に淹れられたコーヒーや、カフェインを気にする方に嬉しいカフェインレスのコーヒーも揃っています。コーヒーと共に、美味しいワッフルで心も体も満たされる、そんな贅沢なランチタイムを過ごすことができました。
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休憩にぴったり!濃厚チョコレートケーキ体験
ショッピングの合間に、ロフト地下のオープンカフェ風のコーヒーショップでほっと一息つきました。店内からは、行き交う人々を眺められるので、ぼんやりするのに最適な空間です。
今回は、オペラ風ガナッシュケーキとブレンドコーヒーのセットを注文。ケーキはチョコレートの濃厚さが際立ち、滑らかな口当たりで幸せな気分に。ただ、その甘さはかなり強烈で、添えられたベリーソースの酸味があっても、コーヒーがなければ完食するのが少し大変でした。
ブレンドコーヒーの苦味と酸味は、この濃厚なケーキにぴったり。近頃のカフェとは一線を画す、個性的な味わいでした。ケーキの価格は少し高めですが、その味わいと空間を楽しむには納得の価格かもしれません。
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心温まる隠れ家カフェでの発見
店内は木のぬくもりを感じさせる家具で整えられ、カウンター3席とテーブル席が配置され、油絵が飾られた空間には何とも言えない秘密のスペースのような雰囲気が漂っています。BGMはリズミカルな音楽が遠くから聞こえ、心地よい時間が流れています。
この日は日替わりのチキンカツも魅力的でしたが、直感で「カツカレー(550円)」を選択。さらに「ケーキセット(500円)」からは「バナナケーキ」と「紅茶のパウンドケーキ」をチョイスし、ドリンクには「フレンチコーヒー」をお願いしました。
カツカレーの一口目は驚きの連続。見た目は黒っぽいですが、一口食べると未知の苦みとスパイスの風味が広がり、隠し味に漢方を感じさせる後味が心地よい驚きを与えてくれました。サイドのカツは衣薄く、柔らかな肉質が素晴らしいです。サラダ、ご飯も同様に満足させてくれます。
ケーキはどちらも素晴らしい体験。バナナケーキは上に乗ったバナナの酸味が新鮮で、全体のバランスが絶妙です。紅茶のパウンドケーキは、紅茶の風味がダイレクトに感じられ、添えられた生クリームと冷凍ブルーベリーがアクセントに。
フレンチコーヒーは豆から挽いて淹れた本格派。300円でこれだけのクオリティはとてもありがたいです。
訪れた多くの障害者支援のカフェと同様に、このカフェも素晴らしいポテンシャルを秘めており、普通のカフェとしても十分に競争できるポテンシャルを感じました。
このようなカフェがこれからどのような環境で存在していくのかは政治や行政に依存する部分もありますが、どんな状況であってもここに来る人々が幸せな時間を過ごせることを願っています。
ごちそうさまでした。
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