私は約1年前、総合病院でヘバーデン結節の診断を受けました。
幸いまだ初期の段階でしたが、指の曲がりは治らないとの事、進行は止まるかもしれないが、進むかもしれない事。最終は手術するしか治療法がないと言われたのです。

そして今現在の私の状態は、左の小指は治療を開始した時より指の曲がりは目立たなくなりました。右の小指の曲がりはあまり変わりませんが、普段は痛みはほとんど感じず普通に過ごしています。

思い切って治療を始めて良かったなぁと思う事は、自分の身体とゆっくり向き合えた事によって、ただ身体がしんどいなぁとか、疲れているなぁだけではなく、身体の変化を丁寧に感じ取る事ができる様になった事です。そしてめちゃくちゃ元気になった事。
私の場合、治療を開始してすぐに変化が現れました。夫から手の甲や指の血色が良くなったと言われました。それから、駅の階段やお寺の長い階段を一気に登れる様になり、それにはとても驚きました。

ヘバーデン結節にせよ、何にせよ、身体は全部繋がっていて、治すにはまずちゃんと身体を整えなければならないんだなぁという事にも気付けました。治すのは自分なんですね。

ヘバーデン結節の症状だけ見たら、右手も左手の様にもう少し目立たなくなってくれたらよかったと思いますが、ほとんど痛みもなく普通に生活できている事は本当にありがたいです。
治療を開始した時は疲れもひどく、身体とどこを押さえられても痛かったのが、今では痛みはすっかりなくなり、疲れていても動ける様になっています。身体が元気になったからか、遊びも身体を動かすような事をしたくなってきたのは驚きです。

私の場合は、治療を開始した時期に生活や環境が変えられた事も大きかったと思います。
先生のところで定期的に身体のメンテナンスをし、教えていただいた事を自分のペースでできた事、治すのは自分なんだと気付けた事が今の自分に繋がったのかもしれません。
治療を始めるにあたり、先生に、治りますと言っていただいた事もとても心強かったです。

むらかみ先生、約10ヶ月間、本当にありがとうございました。