JR紀伊新庄駅から歩いて20分ほど、田辺市中万呂の県道207号線沿いに鎮座されている神社です。創建は神武天皇元年(紀元前660年)、豊臣秀吉の紀州平定の際、当社だけ焼打ちをまぬがれたと伝わる古い歴史を持つ神社で、往昔より万呂3ヵ村の鎮守となっています。天王池の傍にある鳥居から続く長い階段の参道両側には、紫色の幟のが立ち並び、本殿までは森のトンネルを行くような雰囲気です。境内には荘重な本殿や厳島神社、神明神社、猿田彦神社、稲荷神社など沢山の境内社が並び、夫婦杉もあります。 緑豊かで、重々しい歴史を感じるとてもいい雰囲気の神社でした。