
ボタン園バラ園を観賞
井頭公園内のボタン園には80品種、約560株植栽されておりますがマダ咲いている種類は限られておりました。花立地が良い黄色のハイヌーン、赤紫色で大輪の神楽獅子、受け咲きで見映えが良く大輪のレモンイエロー色の黄冠、万重の盛り上げ咲きの巨大輪で紫がかった赤色の花王、クリーム色で花を沢山咲かせていた金帝が見られました。その後方にあるバラ園には290品種、2100本のバラが植栽されております。コチラは更に咲き始めの段階です。オレンジ色と淡い黄色のルイドゥフュ―ネ、美しい朱色のプリンセスミチコ、つるばらでピンク色のリージャン・ロード・クライマー、黄色からオレンジ、朱赤へと移ろう色調変化がとてもあでやかなジョセフスコート、燃えるようなオレンジ色のホットファイヤーが目にできました。最盛期は品種が豊富で見飽きない場所です。
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平家落人の今昔が分かる資料館
券売機で観覧料金510円を購入し係の人に渡すとパンフレットを頂けます。お休みどころではビデオが流れていて熊と鹿などの剥製が展示されておりました。調度営みどころでは雪降る中での身に付ける藁で編んだものが目に入りました。昔は雪の降る時期は定番の恰好だったんでしょう。人力での作業も人一倍苦労があったであろうと思われます。ですが現在はかまくら祭では映える格好であると感じました。よろず床どころでは昔の生活道具などが展示されております。また湯西川には医者がおらず重病人のときの対応なども記されておりました。山深いところならではです。隣の館には駕籠が吊り下げられ甲冑なども展示されておりました。ここで一番興味深いのは湯西川の平家の里が鎌倉方と和睦が実現したということです。800年の時を経てさぞや感慨深い出来事だったであろうと感じました。里の奥に赤間神宮があり安徳天皇を祀っております。戦の世になってサゾカシ安心していることでしょう。種々伝えどころでは甲冑や着物などが展示されておりますが平家落人伝説伝承地に目が留まりました。全国の広範囲に平家の子孫がいて現在でも全国平家会として交流があることが分りました。最後に床しどころを見学すると平清盛公と平敦盛公の姿像が展示されております。清盛公は威厳のある顔立ちが平家が隆盛であったことを物語っていました。敦盛公は源氏との決戦に向う時の様子でお顔立ちを見て心境が伝わってきました。平家落人を含めた湯西川の人々の昔と今が見て取れる資料館です。
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