新潟市内を見て歩く観光循環バスのコースの北の方は、潮騒が聞こえそうな日本海沿いの砂丘を背にした、かつての別荘地が建ち並び、しっとりとしたいい雰囲気を醸し出している。そんな中でひときわ素晴らしいのがここです。玄関を入るとまず大広間越しに素晴らしいお庭が目に飛び込んでくる。商家の別邸らしく至る所に贅をこらしたしつらいを見て回るのも楽しい。
聴けば、新潟の花街は京都より古く、北回り船の昔からのあったそうな。そんな古町の一角にある割烹大善さんで、お座敷遊びと洒落てみた。雰囲気のある広い座敷には鶴の屏風絵や甲冑、火縄銃などが飾られてあり雰囲気を盛り上げてくれる。唄三味線の留袖さんと踊りの振袖さんにお酌を受けながら楽しい会話をしながらの会席料理は楽しい。やおら、衝立が片付けられて留袖さんの唄三味線に合わせて踊る振袖さんを間近に見るステージが始まる。なかなか楽しいひとときであった。
吉田類さん演じる居酒屋放浪記を観てチェックしていた居酒屋。番組を裏切ることのないネタの良さと酒のリーズナブルさは間違いのないところだった。刺身も焼き魚もなかなかのもの、豚しゃぶ胡瓜は酒の肴として絶妙であった。
日暮里の駅で降りて朝倉彫塑館を目指すと、途中に足を止めたくなる店が次から次へと現れて目移りして困る。そんな中に目に止まったのがここアサヒヤ。まだシャッターが開き切っていなかったがなんとなくピンと来た。彫塑館を出た頃には開いていてメニューを見ると漬け丼が。思わず注文しました。
ここの名物、豚の角煮は15cm四方のドデカさ。おっさん3人でも食うのがやっと。それを向かいに座ったお嬢さん、スープと丼メシを伴った定食をペロリ!思わず拍手しました。それくらいここの料理のボリュームはすごい。いろいろ食べて飲みたいなら4人以上がベスト
日本橋一丁目交差点からすぐの地下にある中華料理店。予約していたからよかったものの、次々とお客さんが訪れ、あっという間に満席に。その後も来店客が途切れず、お断りすることもしばしば。昼のセットメニュー目当ての客がひっきりなし。
お魚が中心の定食屋だけあって、女性のお一人様が、仕事の合間に立ち寄る菅田が目立つ。お刺身と煮付け焼き魚の定食がリーズナブルな価格で食べられるとあって、とても人気があるようだ。昼限定のお得なカキフライ定食にトッピングで3個プラスして大満足
田中神社から御影通りを挟んで南側の閑静な住宅街に、くすんだオレンジ色の地味なビルがある。建物上部には紋章が、ひっそりと看板に「未生会館」の文字が。その隣には清楚な日本家屋があり、笹岡家元の門柱がある。中には南米風の石のトーテムポールのようなものが佇んでいて、華道の世界感がそこからも窺える。
車の通行の多い河原町丸太町から北西に少し入ったところにある純日本家屋の中にあるティールームである。一筋入るだけでこんなにも違うのか?と思わせられるほどの静寂に包まれた中で静かに和菓子と煎茶を頂くと、遠い過去にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
地元では評判のよいうどん屋であるので、ちょうど昼どきだったので行ってみた。場所柄もう少し古い佇まいを想像していたが、新装したのか真新しい感じで、白いのれんの片隅にひっそり豊国堂の文字が。中年女性が一人で切り盛りする小さなお店。出汁が美味しいのが当たり前の京都のうどん屋の中でも、群を抜いて美味い。ぜひ又立ち寄りたい名店である。