東方紅

池袋中華街は、日本国内でも有数の中国人コミュニティが形成されている地域です。この地域を訪れると、まるで中国にいるかのような異国の雰囲気を感じられます。
そんな中、私が先日訪れた「東方紅」は、池袋中華街の真髄を垣間見ることができた素晴らしいお店でした。
店内に入ると、まず目を引いたのは大きな水槽に泳ぐ鯉の姿。エントランスからすでに異国情緒が漂っています。店員さんも客も、ほぼ全員が中国語を話しており、まさに「ネイティブ感」が強い店内でした。
メニューも基本的に中国語がメインで、日本語はあくまで添え書きというスタイル。しかし、ランチメニューは日本語表記が中心とのことで、日本人にも親しみやすい設計になっています。
実際に注文したランチは、「木須肉」という豚肉を主体とした炒め物でした。油っこさはありつつも、しっかりとした食べ応えがあり、中華の旨味を存分に感じられる一品でした。付け合わせの杏仁豆腐もフルーツをトッピングした凝った仕上がりでした。
サービスも充実しており、スープのお代わりが自由だったほか、コーヒーやライスも好きなだけ楽しめると感じました。