始まり、祓い、決断、成長へ向かう月
本日5月1日は、朔日参りの日です。
月の始まりに神仏へ手を合わせ、今月の無事とご加護に感謝し、心を整える節目です。
5月は、暦の上でも大きな節目が続きます。
5月2日は、八十八夜と一粒万倍日。
八十八夜は、立春から数えて八十八日目にあたる節目で、種まきや育ちの力を感じる日です。
一粒万倍日は、一粒の籾が万倍にも実るという意味があり、始めたことや日々の行いが後に大きく育つとされます。
5月4日は、天赦日。
年間でも限られた回数しかない大吉日で、2026年5月はこの日と20日の2回あります。
さらに4日は土用明けでもあり、慎重に過ごしてきた流れから次の段階へ移る節目です。
5月5日は、端午の節句、立夏、一粒万倍日が重なる日です。
端午の節句は、もともと邪気を祓い、心身を整える意味を持つ節句です。
古くから奇数は陽、偶数は陰とされ、陽の数が重なる節句には、祓いと祈りの意味が込められてきました。
菖蒲は邪気を祓う象徴であると同時に、「尚武」に通じることから、勝負運や決断力にも通じる日とされています。
5月20日は、天赦日と不成就日が重なる日です。
不成就日は成就しにくい日とされますが、天赦日の力は非常に強いとされます。
この日は、派手に動くというよりも、迷いを整理し、心を定める日にするとよいでしょう。
5月21日は小満。
万物が次第に成長し、天地に生気が満ちてくる頃です。
急いで結果を求めるのではなく、ここまで育ってきたものを見直し、次へ進む節目として大切にしたい時期です。
そのほか、一粒万倍日は5月6日、17日、18日、29日、30日にも巡ってきます。
大切なのは、吉日を待つことではなく、暦の意味を知り、その日にふさわしい心構えと行動を選ぶことです。
5月の節目が、皆さまにとって心を祓い、道を見つめ直し、次の一歩を静かに定める機会となりますように。