人間の体には細菌が100兆個もいるといわれています。
人間の細胞が60兆個なのでびっくりです。
もちろん消化器官、腸に大部分がおり、人間と共生し、消化から免疫まで大切な役割を担っています。
腸内細菌フローラをマイクロバイオームと言ってそれ自体を別の臓器に位置付ける考え方もあるくらいです。
また腸は脳からの信号がなくても活動をする唯一の内臓です。
神経も集中しており、身体の中枢神経は腸にあるともいわれているくらいです。
幸せ感に必要なセロトニンは腸に多く存在してます。
腸からは脳へ腸内情報を送るため、腸内環境がそのまま人間の感情となっているといいます。
おなかの調子が悪いときはなんか不安な気分になりますよね。
自閉症スペクトラムなどの発達障害や不安症候群なども腸内環境がその症状に影響を及ぼします。
いろんな病気を治すために、腸内環境の改善の方法として腸内細菌フローラの移植療法を取り入れている病院はアメリカではすでに多くあり、日本でも何か所かで実施されているとのこと。
いかに腸内環境、腸内の細菌が大切かということですよね。
