口コミ
都心の裏路地にひっそりと佇む地下一階のお店で、事前に予約した8500円のコースを堪能しました。店内は薄暗く、クラシック音楽が流れる落ち着いた雰囲気の中で、店主が料理の説明を丁寧に行ってくれます。
前菜
姫サザエ、鴨ロース、そら豆、穴子のキモ、鯛の寿司というラインナップ。特に穴子のキモの臭みがなく、穴子の身が入った鯛の寿司は、もう一貫欲しくなるほどでした。
造り
穴子の皮、たたき、薄造りという珍しい穴子の刺身は、河豚を思わせる食感と味わいで、河豚以上に感じるほどでした。
なべ
180本の穴子の中骨から取った出汁は、調味料をほとんど使わずに作られた優しい味わいで、旨味が口に残る絶品でした。
白焼き
鍋で煮詰まった出汁を醤油代わりに使った白焼きは、コクがあり旨味が凝縮されていて言葉を失うほどの美味しさでした。
天ぷら
桜の葉に巻かれた穴子や、穴子で巻いたインゲンなど、サクッと揚がりとても美味しかったです。
ご飯
穴子が乗ったご飯は、デフォルトで半分、残り半分は櫃まぶし風で楽しみました。味噌汁のアサリも出汁が効いていて美味しい。
デザート
さっぱりとしたデザートで締めくくり。
お酒
この時期限定の真澄の吟醸あらばしりは、香り豊かでスッキリとしており、非常に満足しました。
この訪問で、今までにない穴子料理の発見とアイデア、そして接客の丁寧さに感じが良く、また訪れたいと思うほどでした。隠れ家のようなお店で、穴子料理の新たな魅力を発見することができる素晴らしい体験でした。
写真
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