私たちが普段あたり前のように着ている「パジャマ」。
実はその語源は、インドやペルシャ地方にまでさかのぼります。
もとはヒンディー語・ウルドゥー語の
「pay=脚」+「jama=衣服」 を組み合わせた言葉で、
本来は「脚にはく衣服」、いわゆるズボンを指していたそうです。
18〜19世紀、イギリスがインドを統治していた時代にこの衣類がヨーロッパへ伝わり、
少しずつ“寝るときの服”として使われるようになりました。
その流れが明治時代に日本にも入り、現在の「パジャマ=寝間着」という意味が定着しています。
何気なく呼んでいる名前にも、こんな歴史が隠れているのは面白いですね。