私たちの毎日は、たくさんの選択の連続です。
仕事を頑張るか、少し休むか。
自分の意見を伝えるか、相手に合わせるか。
そのたびに「どちらが正しいのだろう」と迷い、疲れてしまうこともありますよね。
そんなときに思い出したいのが、東洋の知恵「中庸(ちゅうよう)」です。
中庸とは、「どちらにも偏りすぎず、ちょうどよいところを選ぶこと」。
孔子の教えをまとめた『中庸』には、バランスを保つことこそが人としての豊かさにつながる――そう説かれています。
実は、体の健康も同じです。
姿勢が前かがみに偏ったり、片方の肩や腰に負担をかけすぎると、不調の原因になります。
整体で整えていくことは、まさに「体の中庸=バランス」を取り戻すこと。
心も体も、偏りを整えてバランスを保つこと。
それが、軽やかに毎日を過ごすための小さな秘訣なのかもしれません。