今回は足つぼに関するお話です。
足つぼの施術を受けたことがある方なら体感したことがあるかもしれないですが
足裏に痛みを伴う「ゴリゴリっ」としたもの。あの正体はズバリ。「老廃物」です。
足裏には全身の臓器や部位に対応している反射区がありますが、
身体の不調や疲労が溜まっている箇所に この老廃物が溜まりやすくなります。
足裏は心臓から遠い位置にあるため、立ちっぱなし または 座りっぱなしの時間が長くなると
足裏に老廃物が溜まりやすい状態になります。
足つぼマッサージと聞くと、「ちょっと痛いけど気持ちいい!」というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、中には「全然痛くないよ」という人もいます。これは一体どうしてでしょうか?
足つぼが痛くない人がいるのは、その人の体の状態や感受性、さらには日常生活の習慣など、様々な要因が影響しています。
・体のバランスと感受性
体のバランスの良さが、足つぼの感じ方に大きく影響します。体が整っていて、ストレスや疲労が溜まっていない人は、足つぼを刺激しても痛みを感じにくいことがあります。逆に、体のバランスが崩れていると、足つぼの一つ一つが敏感になり、痛みとして現れやすくなります。
・日常生活の習慣
日常生活での運動量や、どのように体を使うかも、足つぼの感じ方に影響します。定期的に運動している人や、足の筋肉を適度に使っている人は、足裏が硬くなりにくく、痛みを感じにくい傾向があります。一方で、長時間同じ姿勢でいることが多い人や、運動不足の人は、足裏が硬くなりやすく、痛みを感じやすいです。
・個々の感受性
人にはそれぞれ痛みに対する感受性が異なります。これは、神経の感度や、痛みに対する個人の心理的な反応によるものです。痛みに対して非常に敏感な人もいれば、逆にあまり痛みを感じない人もいます。
では、足つぼマッサージが痛くない場合、それは良いことなのでしょうか?
答えは、必ずしも一つではありません。痛みを感じないことが、必ずしも体が健康である証拠ではないからです。大切なのは、自分の体と向き合い、その日の体の状態を理解すること。
痛みがある時もない時も、それぞれの体のサインを大切にして、適切なケアを心がけましょう。
