不調に邪魔されず、 好きなことを自由に長く楽しめるライフスタイルを応援したい
~なぜ、医療機関を離れたのか~
元々私たちは医療機関で長年勤務し、痛みを抱えた方々のリハビリを担当してきました。
ある方には、民間のマッサージで様子をみていたが、不調を繰り返すけど、どうしたら良いのか?
ある方には、リハビリの通院が終わったけど、再発防止のため継続的なフォローを受けたいが、どこを頼ればよいのか?
ある方には、リハビリで手術を回避出来たが、身体を長く健康で維持するにはどうしたらよいか?
そういったご相談を幾度となく受けてきました。私たちに出来ることは、他にもあるのでは?医療機関の受診前と後に、信頼のおける場所があることで、より自由で健康的な時間は長くできるのではないか?そう考えるようになりました。この経験が、原点にあります。
~トウキピステopenにあたり~
当店は、自身の身体を食べるものと、運動機能との両面から整えていくことをコンセプトにしたお店です。身体の治療に関わる仕事をされてきた方であれば、みなさん同じように考えていらっしゃるかと思いますが、実際に痛みなどの症状を出している「ある部分」だけに問題があるということは少なく、他の部位の運動機能のアンバランスを補っている結果、ということが多いです。そして、それだけでなく、運動機能に指示をだしている元々のシステムでのアンバランスが生じていることも少なくありません。
身体の運動機能に指示を出しているのは脳。脳に対して外からできることは多くはありませんが、食を見直して腸への負担を減らすこともできることの1つですし、運動機能としての「咀嚼」「呼吸」「歩行」を見直すことも大切なポイントです。身体も心も制約をうけているコロナ禍だからこそ作りたいと思いました。
スタッフは2名で同じく理学療法士です。それぞれ10年と20年の経験があり、前職では上司と部下の間柄でした。以前から起業を考えていた私は、10年上の先輩が先に医療機関を退職し、地域で健康増進、疾病予防の観点で活動する中での悩み、迷いを聞き、改めて、自分も地域の中で、今までの知識や経験を役立てたい、と思うようになり、その先輩に声をかけ、一緒にケアとコミュニティの場所となるカフェを併せたお店を作ることを決めました。
ぜひお店に足を運んで頂き、空間と食と、そして関心があればケアを通して、ご自身のお身体と向き合う時間を楽しんで頂ければ嬉しいです。