昔から日本の暮らしには、身近な植物を活かした知恵がたくさんあります。たとえば春の七草に使われるセリやナズナ、初夏に菖蒲を浮かべる菖蒲湯、草餅に使うヨモギなど、これらはすべて“和ハーブ”とも呼べる存在です。
ヨモギは体を温める草木としてお茶や入浴に使われ、ドクダミは昔から十薬と呼ばれ、暮らしの中で役立てられてきました。シソやハッカの香りも、食欲を整えたり気分をリフレッシュさせたりと、自然の力を感じられるものです。
現代の私たちはサプリメントや薬に頼ることも多いですが、先人たちは身近な草花を上手に取り入れ、心と体の調子を整えていました。季節の移ろいに合わせてこうした和ハーブを生活に少し取り入れるだけでも、健康への気づきにつながります。
自然の恵みを感じながら、無理のない範囲で毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【山口つむぎ整体院】
川井智貴
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