キヨハラヒフカ
皮膚科
その他
アトピー
ニキビ
掌蹠膿疱症
JR桃谷駅より徒歩 約15分
口コミ投稿、写真投稿で最大25ポイントGET
※「お問い合わせの際は、エキテンを見た」とお伝えください。
このマークはお店がエキテンの店舗会員向けサービスに登録している事を表しており、お店の基本情報は店舗関係者によって公開されています。
【脂漏性皮膚炎】とは、 「皮脂の多い好発部位に発生する炎症性病変」と いわれています。 皮脂がたくさん出る部位とは、 頭、顔面、背部、腋、前胸部、鼠径部などですが、 そこから発生した皮脂が 細菌、カビ、紫外線などにより 分解されるときの反応として 湿疹、皮膚炎ができると考えられています。 ◆分類 【乳児型】と【成人型】があります。 「乳児型」は生後2週間から3週間後に発症し 4か月から8か月で治ることが多いです。 一方「成人型」は、思春期以降に発症し 長期間持続することが多いと言われています。 ◆原因 皮脂の分泌は 思春期が最大であると言われていますが、 脂漏性皮膚炎は それより10年ほど遅れてやってきます。 皮脂を皮膚に常在する真菌が分解することや、 紫外線が分解する反応で 生じると考えられています。 ◆症状 皮疹は皮脂分泌が多い部位である 頭部、眉間、鼻周囲、前胸正中部、上背部、 頭髪の生えぎわに沿った部、耳介後方、 外耳道内、頭部、顔面に落屑を伴う紅斑で、 左右対称性はありません。 掻痒の程度は様々です。 「乳児型」では、 前額部から頭部に強い発疹が出現し、 乳児を過ぎると 自然に軽快することがほとんどです。 「成人型」では、 眉毛部・鼻翼部・口囲に発疹が出現し、 冬に悪化しやすいのが特徴と言われています。 ◆検査 真菌検査 ◆治療ステロイド外用薬 ・抗真菌薬 ・ビタミンB2、B6の内服 ・抗アレルギー薬 など
【乾癬】とは、 慢性の皮膚疾患で 人によって症状や発症する場所が異なります。 典型的な症状として、 皮膚から少し盛り上がった浸潤・肥厚や 赤い発疹の紅斑の上に 銀白色のフケのようなものである鱗屑が付着し ぽろぽろと剥がれ落ちることが挙げられます。 国内の患者数は10万人(100人に1人)以上と言われ、 名前から『感染症』と誤解されがちですが 人から人へうつる病気ではありません。 ◆原因 乾癬になりやすい体質があり、 そこに感染症や精神的ストレス、 薬剤などのさまざまな要因が加わって 発症すると考えられています。 糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、 肥満なども影響するといわれています。 ◆治乾癬の治療方法は大きく分けて4つあります。 ・外用療法 ・光線療法 ・内服療法 ・生物学的製剤 患者さんの症状や生活様式に合わせて、 これらの治療方法を単独で用いたり、 組み合わせたりします。 一般的には外用療法から始め、 効果が十分でない場合に 【光線療法】【内服療法】【生物学的製剤】へと 進めていきます。
水虫(足・手白癬:あし・てはくせん)は、 白癬菌という真菌が 足(手)の皮膚に 寄生することで起こる感染症です。 【白癬菌】は、 皮膚の角質層や毛髪の成分である「ケラチン」という たんぱく質を栄養源としてすみついているため、 その栄養源があるところなら、 どこでも「白癬」になると言われています。 「白癬菌」は、 高温多湿の環境を好むため、 気温が低く空気が乾燥している間、 水虫の症状は治まっています。 気候が暖かくなって ジメジメしてくる頃に症状が現れます。 ◆原因 水虫は感染症です。 水虫の人と直接足を触れ合うことがなくても、 うつります。 水虫の人が素足で履いたスリッパ、 歩いた床や畳などに 「白癬菌」がばらまかれているためです。 ◆治療・予防 水虫には通常、 塗り薬(外用薬)が用いられます。 外用薬は、 おふろ上がりに塗るのが効果的です。 塗るときは症状の出ている部分だけでなく、 指の間から足の裏全体に塗るようにしましょう。 症状が治まっても、 しばらくの間は塗り続けるようにします。(最低1ヵ月) 予防のポイントは【清潔【乾燥】【清掃】です。
【アトピー性皮膚炎】とは、 もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、 皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる 皮膚の炎症を伴う病気です。 主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、 良くなったり悪くなったりを繰り返し(再発)、 なかなか治らないこと(慢性)が特徴です。 一般的に、6カ月以上(乳幼児では2カ月以上)続くと 慢性と判断します。 ◆原因 バリア機能異常と免疫の過剰反応といわれてます。 炎症は、本来は体の外から侵入してきた敵と戦って 退治する免疫反応によって起こるもので、 細菌やウイルスなどから身を守るために 必須のものです。 しかし、アトピー性皮膚炎では この免疫が過剰に反応し、 本来退治する必要のないものに対しても 不必要に炎症が起きてしまうことが 病気の根本にあります。 ◆予防・治療 皮膚の炎症が続くと それに伴ってかゆみも持続し、 さらに引っかいてしまうことにより 炎症が悪化し、 バリア機能もさらに低下します。 そのため、外からの刺激を ますます受けやすい状態になります。 この悪循環を食い止めるためには、 ・できるだけ早くしっかりと炎症を抑えること ・うるおいを保つスキンケア ・皮膚への刺激を減らすこと が 症状コントロールのポイントとなります。 炎症を抑えるためには、 抗炎症薬をこまめに塗ったり、 紫外線からの防御や皮膚を清潔にすること、 そして保湿剤を塗布することが重要です。
ニキビは「尋常性ざ瘡」とも言われ、 毛包(毛穴)に皮脂が詰まって 面皰(めんぽう:白ニキビ・黒ニキビ)や 紅色丘疹(こうしょくきゅうしん:赤ニキビ)、 膿疱(のうほう:膿をもったニキビ)ができる 皮膚の病気です。 面皰は放っておくと、 紅色丘疹へと悪化し、 ニキビ跡が残ってしまいます。 ◆原因 主に毛穴に皮脂がたまると ニキビができると言われています。 成人では、 ストレスによるホルモンバランスの乱れ、 間違ったスキンケア、 不規則な生活などによって ニキビができたり、 月経前に悪化したりすることがあります。 ニキビの原因や症状は人によって様々です。 ◆予防・治療 ニキビを悪化させず、 ニキビ痕を残さないためには、 適切な治療とスキンケアが重要です。 生活習慣などを見直してみることも大切です。 皮膚科で適切な治療を受け、 気になることがあれば医師に相談してください。 ニキビの時期は大きく分けて急性期と維持期に分けられます。 【急性期】 「面皰」には毛穴のつまりをよくする薬、 「紅色丘疹・膿疱」には 原因菌となるアクネ菌の増殖を抑える薬や 炎症を抑える薬が使われます。 【寛解維持期】 紅色丘疹へと悪化させないために 面皰の新生を抑制する薬が用いられます。
【掌蹠膿疱症】とは、 手のひらや足の裏に、 左右対称性にうみ(膿疱)が 繰り返しできる皮膚の病気です。 透明な小水疱や黄色い小膿疱ができます。 これが次第に茶色ににごり、 かさぶたになります。 最終的にそのかさぶたがはがれ落ち、 この過程で紅斑が現れ、 炎症反応もみられます。 古い膿疱がなくなるとともに、 新しい膿疱が現れ、 これらが繰り返されます。 予後は患者さんによって異なりますが、 多くは平均3〜7年で軽快すると言われています。 ◆原因 扁桃炎、虫歯、副鼻腔炎、中耳炎などの病巣感染や、 歯科金属などの 金属アレルギーが関係していることもありますが、 はっきりとした原因は現在のところ分かっていません。 ◆予防・治療 まず試みる治療は、 「薬」や「紫外線」での治療です。 病巣感染や金属アレルギーなどが明らかな場合は、 それらを除去する治療を行う場合もあります。 薬による治療では、 外用療法を中心に行います。 外用療法であまり効果がない時などに 内服療法を行います。 予防で重要なのは「禁煙」と「うがい」です。