【痛みを予防するための立ち方と重心 その1】
立ち仕事の方には腰痛が多く、
時にはギックリ腰になる方もおられます。
急性腰痛を繰り返す方も多いです。
人は疲れてくると、
身体は前に倒れこんでいき
いわゆる”猫背”のような形になってしまいます。
そうすると上半身の重心は前方へ移動し、
それに伴い、つま先重心となってしまいます。
その結果、身体が前に倒れないように
下腿三頭筋(ふくらはぎ)
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)
脊柱起立筋(背中の筋肉)
がより強く収縮をしなければならなくなってしまいます。
この状態が続いた時に、
腰痛が起こったり、ギックリ腰に
なりやすくなってしまいます。
この ” 立ち疲れ ”や ” 腰痛 ” を予防するためには、
立ち方やカラダの重心の位置を意識する必要があります!
理想としては、
内くるぶしの直下に重心をおくことで ” 骨で立ち ”、できる限り必要最小限の力で
効率良く立つことです。
しかし、意識的に姿勢を戻そうとしても
正直なところ24時間ずっとは難しいですよね。
大切なのは
いかに”無意識”に行うことができるかどうかです。
そのためには楽に立てる
前提条件を整えることが重要となってきます!