【 直後に冷やすのは間違い!?】
ランニングやサッカー・バレーボールなど、
長い時間、動き続けるようなハードな
スポーツをしている方は「足がつる」
経験をしたことがあると思います。
試合中や練習中に足がつってしまうと、
痛みで動けなくなることと、
その痛みで気持ちが焦ってしまうこと。
そこで、普段からしっかりと対策法を
覚えておくことで、足がつったときに
すばやく対処できるようにしておきましょう!
《 足がつったときの対処法 》
足がつったときはし、まずは慌てずに、
つった箇所をゆっくりと伸ばしていきましょう。
運動で乱れた息を整えて、
ゆっくりと息を吐きながらつった筋肉を
ストレッチして伸ばしていきます。
このときはできるだけ楽な体勢になって、
①伸ばしている筋肉が伸びていること
②体の力を抜いていることを意識します。
《 足がつった直後は冷やさない!? 》
多くのスポーツのケガの応急処置は
「 R I C E 処置」と言って
安静・冷却・圧迫・挙上といった処置をするのですが、
足がつった直後は冷やすのではなく
「温める、もしくは保温する」ようにしてみて下さい。
原因の一つに血行不良もあるので、
温めて血流を良くしておくことが有効です!
冷やすならしっかりと患部が回復した後や
試合や練習が終わった後にしてみましょう。
【 スポーツで足がつる原因 】
足がつってしまう主な原因とは
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムなどのミネラルが不足してしまうことです。
これらのミネラルは筋肉や神経の動きを調整しているので、
体内で不足してしまうと痙攣(ケイレン)が起こり、
足がつってしまいます。
長い時間のスポーツで足がつってしまうのは、
運動や汗によって、これらのミネラルが
消耗してしまうためです。
スポーツをしているときに水だけ飲んでいるとミネラルを
補給できず、足がつる可能性があります。
《 すぐにできる予防策!》
練習中や試合中、そして普段の生活から
ミネラルを意識して摂取することです。
試合中や練習中は、スポーツドリンクをこまめに摂取して
ミネラルを補給し、普段の生活ではミネラルの多い
アーモンドや海藻類を摂取しましょう。
どうしても苦手な方や摂取できない場合は
サプリメントを活用するのも対策の一つです。