40数年前の「おごう歯科」時代の話ですが・・・猛烈な歯の痛みで駆けつけたのですが、いろいろ調べたうえで「これは歯が原因ではありません」と、大病院の耳鼻科を紹介してくれました。原因は副鼻腔炎の「術後膿腫」で、左鼻の再手術をしました。
知らない人は、誤診をしなかっただけの当り前の話に思うでしょうが、当時、この診断はとても難しかったと思います。というのも、その後引越ししたさきで同様のことがあり、耳鼻科の経歴も話したのに、歯の神経が痛んでいるからだといって一本の歯の神経を抜かれてしまいました。もちろん解決にはならず結局耳鼻科へ行く羽目になってしまいました。
時代が変わり元いた地域に帰って来たのですが、その理由の一つがこの歯医者さんにありました。
今は年に2度ほど診察と治療に通います。
院長は変わりましたが変わらず良心的で丁寧な診療で、他の歯医者に神経を抜かれて根がほとんどなくなっていた歯が、数年で少しずつ再生してきました。
75歳で28本すべての歯が(補修はしていますが)そろっていて堅いものもしっかり食べることができるのは、「おごう歯科」とそれを引き継ぐ「そうま歯科」のおかげだと感謝しています。