「通信制高校に通っているけれど、
このままで大学に進めるのだろうか…」
「将来の就職を考えたときに、
うちの子に何を
身につけさせてあげたらいいのか…」
お母さんたちから、
そんなご相談をいただくことが
増えています。
通信制高校は、
自分のペースで学べる
自由さがある反面、
その自由を
どのように活かしてきたのか
について、
大学入試や就職の際に
問われることも
少なくありません。
そこで、私が、生徒たちに
実施している 簿記演習は、
大きな意味を持ちます。
簿記と聞くと
「経理の専門家が使うもの」
と思われがちですが、
高校生のうちから学ぶことで
大きな財産になります。
たとえば
大学進学においては、
総合型選抜(自己PR型入試)での
自己アピールの材料として
非常に強力です。
単に「授業を頑張った」という
抽象的な努力ではなく、
具体的な資格取得や
実務スキル として
示すことができるからです。
私の生徒たちも、
最初は
「自分にできるかな」と
不安を抱いていました。
しかし、
精算表の作成や
小口現金出納帳の記録
といった演習を重ねるうちに、
自分の手で
帳簿を完成させる経験から
興味を深めています。
その達成感が自信となり、
「もっとできる」という
意欲につながります。
こうした小さな成功体験の
積み重ねこそが、
大学入試で大切にされる
「主体的に学ぶ力」 の
証拠になります。
通信制高校で、
自由な時間を
どのように使ったかが
評価されますので、
簿記演習は
「時間を計画的に活用した実績」として
大きな説得力を持ちます。
さらに
大学進学後も、
簿記を学んだ経験は
大いに活きて来ます。
教授の研究補助やゼミ活動、
サークルの会計などで、
周囲から頼られる存在に
なることができます。
つまり簿記は、
1
入試を突破するための
手段であると同時に、
2
大学生活そのものを豊かにする
「実用の学び」でもあるのです。

簿記演習が役立つのは
大学進学だけではありません。
将来の就職にも、
確かな武器になります。
簿記検定2級や1級といった
資格を取得すれば、
企業経理レベルの
実務力を証明できます。
就職活動の際に
履歴書に記載できるだけでなく、
アルバイトやインターンの場でも
「即戦力」として信頼されます。
しかし、簿記の魅力は
資格だけにとどまりません。
日々の学習で
「お金の流れを数字で捉える力」を
養うことができます。
これは社会の仕組みを
理解する土台になり、
ニュースを読む力にもなります。
通信制高校に通う生徒にとって、
この視点を人生の
早い段階から身につけることは
大きなアドバンテージです。
また、
帳簿を仕上げる演習を通して、
「自分は社会に出ても通用する」という
自己効力感が育ちます。
ときに
「やっぱり不利なのでは」と
感じる生徒もいますが、
簿記で成果を出す
実感を重ねれば、
自信を持って
次のステップへ進めます。
大切なのは、簿記を
「ただの資格勉強」として
狭く捉えないことです。
むしろ簿記は、
計画的に努力を続ける力や
小さな達成感を積み重ねる
経験を通じて、
未来を切り拓く
メンタルトレーニングです。
実際に、私の生徒も
簿記の学習を通して
「人前で話す不安」を克服しています。
帳簿を説明する場面が、
入試での自己PRや
面接に直結するからです。
簿記演習は、
大学進学と就職の両方を支える
二刀流の学びです。
通信制高校の自由な時間を活かし、
簿記を通して
「実務スキル」と「自己管理力」を
磨くことは、
お子さまの
将来の選択肢を広げます。
「うちの子にも合うかしら…」と
少しでも感じられたら、
お気軽に体験セッションに
いらしてください。
簿記や漢字検定の学習を通じて、
お子さまが「できた!」という
成功を積み重ねて、
自信を育てていく姿を見られるはずです。
