こんにちは、
スタディ・コーチの福田秀一です。
今日は、「お母さんに怒られる…」という
子どもたちの言葉について
お話したいと思います。
1
「怒られる」という言葉の裏にあるもの
「お母さんに怒られる」と
生徒たちが言う時、
その言葉の裏には、単なる
勉強プレッシャーだけでなく、
親との関係性や、
自己肯定感の低下が
隠れているかもしれません。
実は、子どもにとって
最も必要なことは
「怒られる」ことはなく、
理解してもらい、
サポートしてもらい、
認めてもらうことなんです。
愛情いっぱいのお母さんが、
お子さまを大切に思う気持ち。
それが逆効果になることもあります。
2
ポジティブなフィードバックの力
お子さまが安心できること。
お子さまにとって
何より大切なのは、
自分が「認められた」という感覚です。
毎日少しでも前進できたら、
お母さんがそれをしっかり
褒めてあげることが、
お子さまのやる気を引き出す秘訣です。
たとえ短い時間でも
「できた!」と感じられる瞬間を
大切にしてあげてください。
3
「怒られる…」ではなく、「ほめられた~♪」
学習している際に、
お母さんの「怒り」を伝えることは、
子どもにとって非常に
大きなストレスになります。
ですから、
励ましの言葉や
温かいフィードバックを
大切に伝えて下さい。。
たとえば、
音読が終わった後に、
「すごいね~」
「今日も発音がきれいだったね~」
「リズムよく読んでいたよ」と、
具体的に、
どこが良かったかを
伝えることで、
お子さまは
自分の努力を実感します。
4 「ご褒美タイム」も効果的
また、学習の後に少しだけ
「ご褒美タイム」を
用意してあげることも効果的です。
おやつの時間や
お気に入りの本を読む時間を作ることで、
学習が楽しい「時間」として
お子さまの心に
ホンワカと定着します。
これにより、お子さまは学習を
「義務」としてではなく、
「楽しい活動」として
感じることができます。
5、6、・・・については、
後編でお話しますね。

「お母さんに怒られる…」後編
――自信と絆を育てる、日々のサポート
勉強において、
何よりも大切なのは
「毎日の小さな積み重ね」です。
お子さまが「できた!」と感じる小さな成果。
お母さんが毎日欠かさず褒めてあげること。
――それが、
自信と前向きな学びの姿勢を育ててくれます。
「今日も頑張ったね」
「昨日より上手になってるね」
そんな一言で、
お子さまの心は大きく育ちます。
日々のサポートを通じて、
自己効力感・自己肯定感・幸福感も
ぐんと高まっていきます。
「お母さんに怒られる…」という感覚は、
小学生ではよくあることです。
でも大丈夫。
大切なのは親子関係の質。
叱るよりも、寄り添うこと。
少しの緊張感を残しつつも、
お子さまの気持ちを受けとめる
声かけを意識してみてください。
理想的な環境とは、
3つのバランスです:
母性:やさしさ
父性:規律正しさ
子ども性:無邪気さ・楽しさ
この3つが揃えば、学習に限らず
「生きる力」がぐんぐん育ちます。
お母さんが日々の努力を認めることで、
お子さまは自然に自信をつけ、
勉強や学校も
「ちょっぴり楽しいかも」と感じられるように・・・。
もちろん、
ときにはサボってしまい、
「また怒られるかな…」と不安になることも、
それはそれでOKです。
でも、心の奥には
「やっぱりお母さん、大好き」
という気持ちが必ずあります。
心地よく学びが続くよう、
ポジティブな声かけとサポートを
大切にしてください。
「ほめ言葉が思いつかない…」
というお母さんには、
「価値観ワーク」のレポートが好評です。
お子さまの価値観や強みが
良くわかるので、
関わり方がとてもラクになり、
褒める言葉も、スムーズに
口をついて出るようになります。
「この子には、こういう強みがあるんだ」と
お母さんが実感すること。
それが、成長の秘訣です。
お母さんの笑顔と優しさは、
どんな教材よりも、
お子さまの学びをサポートします。
お子さまは、本当に
ぐんぐん育っていきます。
だからこそ、
「今日も見てるよ」
「ちゃんと伝わってるよ」という
お母さんの優しいまなざしが、
最高のエネルギーになるのです。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一
