こんにちは。
スタディ・コーチング・ラボラトリーの
福田です。
お母さん、いつも本当に
おつかれさまです。
家事に、お仕事に、そして
お子さまのサポート。
毎日、自分の時間を削ってまで、
わが子の未来のために
尽くしておられるその姿には、
心から頭が下がる思いです。
さて今回は、よく
いただくご相談。
「うちの子、なかなか
やる気を出してくれなくて…」
というお悩みについて
お話ししたいと思います。
結論から申し上げると、
やる気を引き出すヒントは、
「お子さま自身の価値観」に
あります。
価値観とは、
その人が心の中で大切にしている
「ものの見方」や
「行動の基準」のこと。
お母さんが
「家族との時間を大切にしたい」という
価値観をお持ちであれば、
自然と家族中心に
予定を組まれていることでしょう。
同じように、
お子さまにも必ず
「大切にしているもの」があります。
それが、
勉強やチャレンジと結びついたとき、
やる気のスイッチが入ります。
たとえば、
「挑戦することが好き」という
価値観を持つ子は、
勉強が
「自分を高める冒険」に変わります。
「人の役に立ちたい」という
思いを持つ子であれば、
学びは将来への
橋渡しになるかもしれません。
逆に、
その価値観が
無視されてしまうと、
子どもはどこかで
ブレーキをかけてしまいます。
「なんでこれをやるの？」と
心でつぶやきながら、
モヤモヤが
積もっていくのです。
だからこそ、お母さん自身が、
「この子はどんなことを
大事にしているのかな？」と、
静かに観察し、
聞いてあげることが
とても大切です。
その問いかけから、
お子さまの心が少しずつ
開かれていくことも多いのです。
大切なのは、
「この子にとって何が
大事なのか」を、
お母さん自身が
一緒に見つけてあげること。
そこに気づけたとき、
親子の関係も、
学びに向かう姿勢も、
明るく変わっていきます。
お子さまの「やる気の芽」は、
きっと
その心の中にあります。
あとは、それを
そっと照らしてあげるだけ。
そのお手伝いが、私たち
スタディ・コーチの願いです。
だからこそ、
お子さまの内側にある
価値観を知ろうとすること。
そして、
それを学びの場面で
活かしてあげることが、
とても大切になります。
「この子が、何に夢中になるのか」
「どんなときに目が輝くのか」
「どんな場面で、じっと
話を聞いてくれるのか」
こうしたヒントを、
日々の会話や行動から
丁寧に拾っていくことで、
お子さまの
「核」が見えてきます。
それは決して
特別な観察力が必要なもの
ではなく、
ほんの小さな気づきや、
ふとした会話の中に
ちゃんと現れているのです。
それを知ることができたとき、
お母さんは、
これまで以上に
安心して
見守ることが
できるようになります。
この「価値観」を一緒に見つける
プロセス自体が、
親子の信頼関係を深めてくれる
大切な時間なのです。
一緒に笑って、
一緒に迷って、
「これって、あなたらしいよね」
と認め合いながら、
お子さまの「心の軸」を育てていく。
それが、今後の進路や
将来にもつながります。
もちろん、
すぐに見つかるもの
ではないかもしれません。
でも、少しずつ
一緒に探していく中で、
お母さんご自身も
「私もこんな価値観を持っていたんだ」と、
新しい自分に
出会えることもあるでしょう。
お子さまの「好き」や
「大切にしたいこと」に
耳を傾けてみてください。
それは、
学力の土台を育てるだけでなく、
お子さまが
「自分を大切にできる」
第一歩なのです。
スタディ・コーチング・ラボラトリーでも、
価値観を軸にした
学習支援を行っています。
お子さま一人ひとりの
「その子らしさ」を
大切にしながら、
「自分で伸びていく力」を
育てるお手伝いをしています。
お子さまのやる気や
進路のことで
悩んでいらっしゃるなら、
「この子の価値観って、
なんだろう？」と一度
ゆっくり考えてみてください。
きっと、そこから
新しい学びが始まります。
お気軽にご相談くださいね。
スタディ・コーチング・ラボラトリー：
代表 福田秀一
