算数に苦手意識を持つ
お子さまを支えるのに、
「特別な教材」や「難しい指導法」は
必要ありません。
大切なのは、ご家庭でできる、
ちょっとした工夫です。
今日からできるサポートを、
3つご紹介しましょう。
【1】
「おしゃべり算数」でハードルを下げる
ポイントは、問題を
「問題」として出さないこと。
たとえば…
♪♪「スーパーでりんごが3個で150円だって!1個いくらかな?」
♪♪「お菓子を2人で分けたら、1人何個になるかな?」
こんなふうに、日常会話に
さりげなく
「算数」を混ぜるだけで十分です。
「わからない」と言われたら、
ニコッと笑って
「一緒に考えようね」と
寄り添ってくださいね。
【2】
「小さな表彰」で成功体験を積み重ねる
たとえば、こんな声かけを…
♪♪「今日、計算プリント3問できたね!すごい!」
♪♪「わからなくても、最後まで座ってたね。えらい!」
結果ではなく、取り組んだ
プロセスをほめるのがコツです。
もっと楽しくするなら、
手作りの「がんばりカード」や
「できたねシール」もおすすめ!
小さな達成感を積み重ねることで、
お子さまの自己肯定感がぐんぐん育ちます。
【3】「見える化」で焦りを減らす
算数が苦手なお子さまは、
問題の量や時間に圧倒されがち。
だからこそ、
「ゴール」を見える形で示しましょう。
♪♪今日やる問題に付箋を貼る
♪♪タイムタイマーで「あと5分!」を見える化
♪♪1ページ終わったら、大きな丸をつける
「ここまで頑張れば終わり」が見えると、
不安がぐっと減り、
安心して
取り組めるようになります。
【まとめ】
小さな工夫でも、
お母さんの温かいまなざしがあるだけで、
お子さまにとっては
「大きなエール」になります。
算数が苦手でも、大丈夫。
一緒に笑いながら、
一歩ずつ、進んでいきましょう。
もし、
「うちの子に合わせた具体策をもっと知りたい」
「家庭学習のやり方を一緒に考えてほしい」
そんなお気持ちが湧いたときには、
いつでもご相談ください。
お子さまの未来を、
あたたかく一緒に育てましょう。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一

【後編】
家庭での小さな工夫が、
どれほど大きな力に変わるか――
前回の記事でお伝えしました。
でも、いざ実践しようとすると、
「本当にこれでいいのかな」
「うまくできないかも…」
そんな不安が出てくることもあるでしょう。
大丈夫です。
お母さんが迷いながらでも、
「よし、今日も声をかけてみよう」
「一緒に笑って過ごしてみよう」
そう思って行動してくださること。
それこそが、お子さまにとって、
何より心強いサポートです。
【小さな成功は、親子の宝物】
たとえば――
今日、1問だけでも一緒に考えられた。
今日、笑顔で「できたね」と言えた。
今日、机に向かう時間が1分増えた。
そんな小さな出来事が、
お子さまの心に
「あ、僕ってできるんだ」
「私、がんばってるんだ」
という小さな光を灯します。
そして、ある時、
お母さんご自身の中にも、
「私も一緒に成長できてる」
そんな温かい実感が広がっていきます。
【完璧じゃなくていいんです】
ときには、
うまくいかない日もあるかもしれません。
思わずイライラしたり、
落ち込んでしまったり。
でも、それでいいんです。
完璧な親子じゃなくていい。
つまずきながら、
そのたびに手を取り合って
進んでいけばいいんです。
お子さまも、お母さんも、
一歩ずつ確実に力をつけています。
【あなたは、かけがえのない味方です】
ここまで読んでくださったお母さん。
それだけで、あなたはもう、
「お子さまを大切に思っている
素晴らしい存在」です。
お子さまにとって、
世界に一人だけの、かけがえのない味方です。
どうか、ご自身の頑張りも
たくさん認めてあげてくださいね。
【まとめ】
算数が苦手でも、大丈夫。
お母さんと一緒なら、
お子さまは必ず前に進めます。
そしてお母さんご自身も、
「親としての喜び」をきっと感じられます。
焦らなくていい。
一緒に、今日できる小さな一歩を喜び合いましょう。
もし、
「もっとヒントが欲しい」
「わが子に合わせたアドバイスが欲しい」
そんなときは、
どうぞ私たちにお声かけくださいね。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一
