【小3・小4向け】
「図形、むずかしい…」「もうイヤだ!」
そんな声が聞こえてきたら、
まずは一緒に
「楽しいね」から始めてみませんか?
おうちでできる、
やさしい工夫と声かけの
ヒントをまとめました。
お母さんが完璧に教えられなくても、
お子さまは「図形」と仲良くなれます。
大切なのは、
「一緒に体験すること」と
「そっと寄り添う声かけ」です。
【1】お皿で円の中心角を体感しよう
ご家庭にある丸いお皿を使って、
「ケーキを4人で分けると何度かな?」と
問いかけてみてください。
▶︎ 360度 ÷ 4人 = 90度
視覚で理解するだけで、
ぐっと身近に感じられます。
☆声かけ例:
「お皿って、
角度のお勉強に使えるんだね!
おもしろいね」
【2】割りばしで三角形を作ってみよう
割りばし3本で三角形を作り、
その角を紙に写して
切り取って
並べてみましょう。
全部合わせると…なんと
一直線=180度!
声かけ例:
「すごいね、ほんとに
ピッタリ180度!
自分で見つけたってすごいことだよ」
【3】玄関マットで「外角」を感じる
マットの角で
「曲がる」動作をしてもらい、
「そのとき外にできる角」が
「外角」だと
伝えてみましょう。
動きで感じることで、
難しい言葉が
「体験」に変わります。
声かけ例:
「曲がるって、
こういうことなんだね。
気づけてすごい!」
【おわりに】
図形は、生活の中に
あふれています。
でも、
学校のプリントやテストになると、
急にハードルが
高く感じてしまうもの。
だからこそ、お母さんと一緒に
「ちょっと試してみる」
「楽しく発見する」ことが、
最高の学びになります。
そして何より、
お母さんからのひとこと・・・
「今日、一緒に考えられて嬉しかったよ」
↓
この言葉が、お子さまにとって
一番のエールになります。
今日のひとつが、
明日の自信につながります。
もし、わが子にピッタリの
声かけやサポート法を
もっと知りたいという
お母さんがいらっしゃれば、
どうぞお気軽にご相談ください。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一

【小5・小6向け】
高学年になると、
図形の問題はグンと難しく感じます。
「角度の問題になると手が止まる」
「円が出てきた瞬間、ため息をつく」
そんなお子さまの姿を見て、
つい心配になってしまうお母さんも多いでしょう。
でも、
ちょっとした声かけや体験の工夫で、
図形の「苦手」は
「楽しい!」に変わります。
【1】おにぎりの三角形で、図形を“食べて”覚える
たとえば
お弁当の「おにぎり」も、
立派な図形教材。
「この三角、二等辺三角形っぽいね!」
「底辺と同じ長さの辺、どこだと思う?」など、
お昼の時間を“図形タイム”に変えてみましょう。
声かけ例:
「図形って、勉強だけじゃなくて、
生活の中にもあるんだね」
【2】角度を“体で覚える”と忘れにくい!
両腕を広げて
「ここが90度!」
「これは180度かな?」と、
体全体で
角度を表現してみましょう。
じゃんけんの「チョキ」が
45度だと気づくと、
子どもたちは、驚いたような
キラキラした目で見てくれます。
声かけ例:
「今のポーズ、直角っぽい!
いい感じ~!」
【3】時計の針から、角度の秘密を発見!
アナログ時計を使って、
身近な角度に注目しましょう。
「3時は90度」
「12時と4時の間は120度」など、
リビングにある時計が、
図形の教科書になります。
声かけ例:
「時計の中にも、
角度のヒントがいっぱい!
見つけられてすごい!」
【まとめ】
苦手意識を図形に対して
持っているお子さまは、
「わからない」が重なるほど、
言葉数が
少なくなりがちです。
お母さんがそっと
「一緒にやってみようか」と
寄り添うことで、
お子さまは
「できるかも」という
希望を見つけます。
そして、
「わかった!」
「できた!」の小さな声を、
一緒に喜んであげてください。
その積み重ねが、明日の
「自信」になっていきます。
お子さまの図形のつまずきや、
おうちでのサポートのコツを
もっと知りたいと感じたら、
どうぞお気軽にご相談ください。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一
