「図形って楽しいね!」から
始めてみませんか
算数の中でも、とくに
「図形」は、
つまずきやすい単元のひとつです。
けれど本来、図形は
身のまわりにあふれている、
とても身近で楽しい世界。
今日は、ご家庭でできる
やさしい関わり方のヒントを
ひとつご紹介します。
「図形、むずかしい…」
「もうイヤだ」
そんな声が聞こえてきたとき、
つい
「ちゃんとやりなさい」と
言いたくなることもありますよね。
けれど実は、図形が
苦手になる理由の多くは、
「分からない」ことよりも、
「分からないまま進んでいく不安」
にあります。
だからこそ、まずは
「楽しいね」から
始めてみませんか。
ご家庭にある丸いお皿。
それだけで、
立派な教材になります。
「ケーキを4人で分けたら、
どれくらいの角度かな?」
そう問いかけながら、実際に
お皿を指で区切ってみる。
360度 ÷ 4 = 90度。
数字だけでは
難しく感じることも、
目で見て、
手でなぞるだけで、
ぐっと
身近なものになります。
図形は、
教えるものというより、
一緒に
「体験する」もの。
「お皿って角度の勉強に使えるんだね」
そんな何気ない一言が、
お子さまの心を
ふわりとゆるめます。
そして何より大切なのは、
正しく答えることよりも、
「一緒にやってみよう」と
同じ方向を見る時間です。
うまくいかなくても大丈夫。
考える時間そのものが、
お子さまの中に静かな
自信を育てていきます。
図形は突然
できるようになる
のではなく、
安心の中で、少しずつ
「わかるかも」に
変わっていくもの。
そのきっかけは、
特別な教材ではなく、
お母さんのそばにある
日常のひとときなのです。
今日の「楽しかったね」が、
明日の「やってみようかな」に
変わります。
その小さな一歩を、
どうか焦らず、あたたかく
見守ってあげてください。
体験が「わかった」に変わる瞬間
割りばしを3本並べて、
三角形を作る。
その角を紙に写して、
切り取って並べてみる。
すると、三つの角が
ぴったり一直線になります。
「ほんとだ、180度になった!」
その瞬間の驚きは、
教科書の説明よりも、
ずっと深く心に残ります。
自分の手で確かめたことは、
ただの知識ではなく、
「体験」として
心に刻まれるからです。
また、玄関マットの角で
体を曲げてみる。
「曲がったとき外にできる角」が
外角。
体で感じることで、
言葉はただの記号
ではなくなります。
難しい用語も、
動きと結びついたとき、
はじめて
意味を持ちはじめます。
図形は、実は
生活の中にあふれています。
机の角、ドアの開き方、
時計の針の動き――。
けれどテストになると、
急に難しく見えてしまう。
それは、図形そのものが
難しいのではなく、
「正解しなければならない」
という緊張が
前に出てしまうから
かもしれません。
だからこそ大切なのは、
「正しく解くこと」よりも、
「一緒に発見する時間」です。
うまくできなくてもいい。
途中で止まってもいい。
考えているその時間が、
お子さまの中に
静かな土台を
つくっていきます。
そして最後に、ぜひ
伝えてあげてください。
「今日、一緒に考えられて嬉しかったよ」
その一言が、
お子さまにとって
何よりのエールになります。
今日の小さな発見が、明日の
「もう一度やってみようかな」へと
つながっていきます。
大きな成功談ではありません。
けれど、静かに、確かに、
前へ進んできた歩みがあります。
もしよろしければ、
あなたのペースで、
気になるところから
そっと目を通してみてください。
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スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一