こんにちは。
スタディ・コーチング・ラボラトリーの
福田です。
今回は、
お母さんの大切な宝物である
お子さま。
そのお子さまが、
ありのままの自分で
安心して学び、
自らの力で未来に
歩き出していけるように、
私たちが大切にしている
アプローチについて、
お話をさせてください。
お子さまにとって
「安心できる場所」を
つくることに私たちは
力を注いでいます。
お子さまの学びにおいて
最も必要なのは、
「ここにいていいんだ」
と思える安心感。
それがあってこそ、
子どもたちは心を開き、
自分らしさを
取り戻していくのです。
はじめてオフィスに来てくれた時、
お子さまの表情は、
どこか緊張していたり、
不安そうだったりします。
でも、回を重ねるごとに、
「ただいま」と言いうような
笑顔を見せてくれます。
実際に
「ただいま~♪」と言いながら
入って来る生徒もいます。
あるお母さんが、
ぽつりと次のように
おっしゃいました。
「学校では見せない顔です。
ここが、うちの子の
本当の居場所なのかもしれません」
そのときの涙は、ほっとして、
お子さまが安心できる「場所」を
見つけた証だったのでしょう。
「心の安全基地」から
すべてが始まるんです。
安心できる場所を
見つけた子どもたちが、
次に求めるもの。
それは、
「認めてほしい」という
心の叫びです。
大人が思っている以上に、
子どもたちは、
「見てほしい」
「わかってほしい」
「がんばりをほめてほしい」
と感じています。
たとえば、
丁寧に書いた漢字の
「はらい」について、
「ここ、すごく集中して
書いたんだね。きれいだよ」
と声をかける。
少し大きな声で
挨拶してくれたときに、
「今の声、自信がにじんでたね」
「とっても嬉しいな」
と伝える。
このような
ほんの小さな一言で、
パッ!と
輝くお子さまの目。
その輝きは、
「自分の存在が認められた喜び」の
表れです。
この「認められた」体験の
積み重ねが、やがて
「ぼくはこれでいい」
「わたしにもできる」
という自己信頼に
つながります。
子どもたちは誰もが
「認められたい」と
願っているんです。
「うちの子、まだ夢がなくて…」
そんなご相談、実は
とてもよくいただきます。
でも、お母さん、どうか
焦らないでくださいね。
夢は、ある日突然、
空から降ってくる
ものではありません。
「これ、ちょっと面白そうかも」
「なんだか気になるな」
そんな小さな好奇心の芽から、
少しずつ育っていくものなんです。
だからこそ、お子さまの
「好き」や「得意」を一緒に探す、
探検家のような存在でありたいと
私たちは思っています。
会話の中からヒントを見つけて、
「それなら、こんなことに
挑戦してみようか」と
背中をそっと押す。
その小さな一歩が、
「自分って案外やれるかもしれない」
という自信につながっていきます。
そして、その一歩を
一緒に喜び、支えること。
それが、
スタディ・コーチングの役目です。
私たちのオフィスは、
「コーチとお子さまだけ」の空間。
誰の目も気にせず、
「わからない」と
素直に言える場所です。
言葉に詰まっても、
「大丈夫」と
受け止めてもらえる
安心感が
ここにはあります。
セッションの前後には、
ハイタッチや笑顔の
あいさつを交わしながら、
少しずつ
心の距離を縮めていきます。
お子さまが話し始めたら、
私たちは全身で
「聴く」ことに集中します。
ことばだけでなく、
表情や沈黙に込められた
気持ちにも、
静かに寄り添います。
この丁寧な関わりの
積み重ねが、
「ここには、自分のことを
わかってくれる大人がいる」
という深い信頼を育てます。
私たちは、
テストの点数だけを成果
とは考えていません。
たった一文字を丁寧に書けたこと。
英文をつっかえずに読めたこと。
そんな「小さな成功」を見つけ、
一緒に喜び合います。
その小さな積み重ねが、
「自分を信じる力」に
つながっていく。
その力こそ、子どもたちが
未来に向かって歩き出す
エネルギーになるのです。
もし、この記事を読んで
「うちの子にも、
こんな学びの場があれば…」
と感じていただけたなら、
どうぞ一度、
お話を聞かせてください。
お子さま一人ひとりの中にある
「宝物」を、
お母さんと一緒に見つけ、
育んでいきたいと願っています。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表:福田秀一