今日の患者さん、友人からあまり歩き過ぎるとよくないと教わったので、日課で歩いていたのを止めたとのこと。
そのお友達は、変形性膝関節症で膝の手術をしたそうです。
まず結論から言うと、彼女にはウォーキングを続けてもらうようにアドバイスをしました。
まず変形性膝関節症というのは、歳を重ねて膝の軟骨が擦り減って骨が変形することをいいます。
お友達はその症状が悪化したので、人工関節を入れました。
しかし彼女も70代ですが、同年代の方に比べて脚の筋肉はしっかりしていますし、膝の痛みも出ていません。骨も確認しましたが、変形も見られません。体重も標準タイプです。
であればしっかり歩いて筋肉を維持し、関節に負担が来ないようにすることが大事です。
歳をとると、健康な人とそうでない人との差は開くものです。からだの状態は人それぞれなので、不確かな情報を鵜呑みにしないようにして下さいね。正しい理解の元で判断するようにして下さい。
