こんにちは!
寒い日が続いても元気いっぱいな、げんき堂整骨院・柔道整復師の茂木です!
あなたは冬の寒い間は、首や肩に「こり」が発生しやすいことをご存知ですか?
人間は寒くなると、体中の筋肉を縮めます。体の面積を小さくし、体温が逃げるの防ぐのです。
それにより、筋肉に張り巡らせた血管が圧迫されます。血の巡りが悪くなると、老廃物がたまり込み、筋肉の細胞の新陳代謝(古い細胞から新しい細胞に変わる)が遅くなり「こり」を招きます。
そんな寒さからくる首こり、肩こり対策を見ていきましょう。
●首や肩まわりを温める●
やはり寒さから来る首こりや肩こりにはこの対策が良いです。
ホットパックやレンジなどで蒸したタオルで、首や肩まわりを温めると温熱作用があるので縮こまった筋肉がほぐれやすいです。
外出時などはカイロで肩まわりを温めたり、マフラーなどで首周りを防寒するのも良いです。
よく患者様に「ホットパックやカイロじゃなくて温感湿布(暖かいシップ)ではだめなの?」と質問をいただくのですが、温感湿布では意味が有りません。温感の作用はあっても温熱作用ではないのです。
●自分の姿勢を見直す●
寒い中、外を歩いていると、ついつい前かがみになって歩いてしまいませんか?
その前かがみの姿勢をよくみてみると、首は前に出し、肩はすぼめて背中は丸くなっています。
先程も書いた通り、人間は寒いと感じると小さく縮こまり体外へ熱の放出を防ごうとします。
このような姿勢をとってしまうのは、仕方がないことなのですが、長時間この前かがみ姿勢をとることは、禁物です。
なるべく、前かがみの姿勢を続けないよう、腕や肩を回したり、背中を反らせたり、適度に運動させましょう。
暖かい春がくるまであともう少しです!
あなたも寒さによる首こり、肩こり対策をして気持ちよく春をむかえましょう!
