ここ数年、秋になると「疲れやすい」「体がだるい」「落ち込みやすい」という人が増えています。夏バテに似た症状が出ることから「秋バテ」ともいわれています。こういった秋に出る体の不調の原因として考えられるのが、“自律神経の乱れ“です。そこで今回は、自律神経についてご紹介します!
自律神経は、自分の意志とは関係なく、刺激や情報に反応して、体をコントロールしています
交感神経は別名「昼の神経」と呼ばれ、主に日中、活発に動く時に働きます。交感神経は、活動している時、緊張している時、ストレスをかんじている時に働きます。具体的に言うと、仕事・家事・育児・運動・勉強などをしている時などです。
副交感神経は、別名「夜の神経」と呼ばれ、主に夜、心と体をリラックスさせる時に活発になります。胃や腸などの消化器系の動きが盛んになるので、栄養の吸収や老廃物の排出といった働きをします。つまり、新陳代謝、疲労の回復、ケガなどの修復を行い、元気な体に戻す働きをします。
過緊張になるのはこんなとき
・イライラしたとき
・興奮しているとき
・不安や心配があるとき
・物事が思い通りに進まないとき
よく言われる『自律神経が乱れる』は体に過度な精神的ストレスがかかると、交感神経が暴走して、過剰に活動的な状態がつくられます。その結果、食べたものが消化吸収できなくなったり、体や心を休めることができなくなったりします。
過緊張になるのはこんなとき
・イライラしたとき
・興奮しているとき
・不安や心配があるとき
・物事が思い通りに進まないとき
体に過度な精神的ストレスがかかると、交感神経が暴走して、過剰に活動的な状態がつくられます。その結果、食べたものが消化吸収できなくなったり、体や心を休めることができなくなります。
夏の生活が影響する! 「秋バテ」する主な原因
①暑さによる疲労の蓄積
夏の暑さで疲労が溜まり、体を休ませようと副交感神経が活発に働く。
②夏場の冷たい飲食物の摂取
胃腸が冷え、機能が低下し、全身の血行が悪くなる。その結果、疲れや胃腸の不調が出る。
③体が冷えることによる血行不良
冷房の効いた室内で身体を冷やすと、血行不良になる。すると、体温調節のため、自律神経が活発に働く。
今回は自律神経系の働きと秋バテの原因、それに伴う体調不良についてお話しています
