この前に、皆さんにしゃっくりのメカニズムと止め方についてお話したので、今回は… あくびが出るのはなぜ? あくびの原因についてお話します
まずあくびが出る理由には諸説あり、血液中に酸素が送り込まれ脳が刺激され活性化
口を大きく開いて血液に酸素をたっぷり補給するためと言われています
眠い・退屈なときに出るのは脳を刺激するため
あくびの働きについて一般的な説明は、脳の活性化でしょう。眠気や退屈感があくびを誘うのは、脳の働きが鈍くなってきた証拠。そこで、口を大きく開けて空気を深く吸い込み、新しい酸素をたくさん補給した血液を脳に送り込んで脳の活動を活発にさせるというのです。
口を大きく開けると顔の筋肉が伸縮して脳を刺激。腕や脚を大きく伸ばす動作にも同じ働きが考えられます。脳の働きを活性化させるには目や耳、皮膚などの感覚的な刺激に加え、筋肉からの刺激も必要とされているのです。
また、精神的な緊張にさらされたときにも、あくびが出ます。大事な会議でプレゼンテーションする前とか大勝負に臨むときなどには、生あくびが出がちです。これは緊張を緩めて脳の働きを高めようとする自然な現象とされています。
あくびには体温調節の働きもある、という説があります。脳は人間の体のなかでもエネルギー消費が多く、それだけ熱をたくさん排出する器官です。その脳の一部が過熱して働きが低下しそうになると、あくびをすることで冷たい血液を脳に送り込んで冷やすのだ、という説です。
あくびとともに涙も出るのは……( ;∀;)
ところで、あくびをしたら涙が出てきた経験はあると思います。これは、目がしらにある涙をためる袋があくびによって押されるからです。涙が一時的にたまっている袋が、大きく口を開けたときに顔の筋肉の伸縮で押され、涙があふれ出てくるのです。
最後に… …大事なときに、あくびを止める方法です。
あくびが出そうになったら上唇をぺロッと舐める。するとあくびが止まります。
人前で舌を出すのが難しい場合は、前歯の裏側あたりに舌を押しつけるような形でも同じような効き目があります。
あくびが出そうになったら下唇を軽く噛む。するとあら不思議あくびが止まります。
あくびなどをしてはいけない重要な場面の前にぜひお試しください!!(*´з`)
