天候の変化によりひどくなる痛みは「天気痛」と言う学術用語もあり、研究が進められている分野です。
また、天候や時間〜日単位での気温や気圧・湿度などの気象条件の変化が、痛みに限らず症状の変化の引き金になる疾患を気象病といいます。
気圧の低下で基本的に副交感神経が優勢になりローテンションでけだるいところに、ヒスタミンの作用で交感神経への逆の指令も来るため、自律神経の統合が取れない状態となる上に、ヒスタミンと交感神経のダブルの作用で血行が悪くなり、痛みに対処できなくなります。 このようにして天気痛は現れるのです。