営業時間
- 本日の営業状況
- 11:00〜20:00
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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11:00~20:00 | 休 | 休 |
口コミ
地下鉄祇園駅から徒歩圏内にある美味しいカレーの店です。
唐揚げが載ったカレーを食べました。
スパイスが効いておりまたトマトの酸味がカレーの味を引き立てています。
唐揚げもさくさくとしてとっても美味しくいただきました。
博多で美味しいカレーを食べるならら
この店はお勧めできる店の一つです。
濃厚さとクセのなさを兼ねそろえたテールカレーが評判なお店です。トマトベースのグルテンフリーのオマールカレーに伝統のから揚げカレーもそのおいしさを知られたメニューです。非常にスパイスの効いたカレーが主になってました。
福岡、特に博多でその味を知られたテールカレーの有名店 三福。しっかりとした味わいと濃厚さとクセのなさを兼ね備えたテールカレーで評判のお店です。この三福のカレーに、シェフが他分野の名店で修行してきた成果を引っさげて、トマトベース・グルテンフリーの新たなベクトルのカレーが新メニューに加わったということで、実食にうかがいました。
新メニューのプレミアムカレーは、チキンコンフュカレー(トマトベース・グルテンフリー)、チキンコンフュカレー(テールベース)、オマールカレー(トマトベース・グルテンフリー)の3種。今回は6月20日と21日の2日連続で実食に伺い、1日めにチキンコンフュカレー(テールベース)をいただき、2日めにオマールカレー(トマトベース・グルテンフリー)をいただきました。
まずチキンコンフュカレーですが、あえて三福伝統のテールベースでいただきました。三福といえば、伝統の謹製唐揚げカレー(もちろんテールカレーベースです)もそのおいしさを知られたメニューでしたが、今回その唐揚げがチキンコンフュに変わった場合、ベースのテールカレーとどのような味の相互作用を起こすのか、確認しておきたかったからです。チキンコンフュは1本もも肉の豪華な具材ですが、カレーのメインに豪華な具材を使う場合には、その豪華な具材の存在感とベースとなるカレールーとの調和が保たれていなければなりません。この点に着目しながら具材、ルー、具材とルーとの調和を味わいましたが、それぞれのパーツと味の調和、いずれをとってもすばらしいものでした。チキンコンフュは注文ごとに新しいオイルを使って慎重かつ充分な火力で調理され、その調理時の下味と仕上げのスパイスは、ベースの伝統のテールカレーのルーと調和し、新たなステロールの豊かな味わいを付与していました。
私はグルメライター・ジャーナリストといいながら、生野菜が食べれないというライター・ジャーナリストとしての欠陥を持っていますが、実食前にシェフに「生野菜が食べれない」旨を伝えると、チキンコンフュカレーの付け合せの野菜を特製ゆで卵に変更して提供くださり、細やかな心遣いを感じました。
プレミアムカレーの調理と提供には非常に手間と時間がかかり、1品で調理場の火が1器占められてしまうため、実食はディナータイムのみです。盛り付けも素敵なサラダと付け合せもついたプチディナーの装いで1480円と、非常に利用しやすい価格となっています。女性連れで、このカレーを食べさせるためだけにエスコートする価値があるカレーだと思います。
次回、オマールカレーの書評を書こうと思います。
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というわけで、ここからは三福のオマールカレーについてです。
オマールカレーはトマトベース・グルテンフリーのカレールーでの提供です。どんなソースでも、トマトベースの場合、青臭さ・過剰な酸味・水分の量が適切にコントロールされなければ素材が台無しになります。男性の場合、女性の手料理でトマトの下手な使い方をされて、トマトベースを気嫌いするようになった経験の方もおられるでしょう。
三福のトマトベースは、このようなトマトの扱いの難しさを適切にコントロールしたうえで、グルテンフリーの軽やかな味わいと合いまった、すばらしい出来でした。日本では家庭で食べられるにカレーに市販のルーを使うことが多いという文化柄から、ルーに小麦粉を混ぜて使うことが当然と思っている方も多いようです。しかし、この味わいなれた小麦粉をあえて外したルーを食べてみると、こってりお腹いっぱいになる家庭のカレーとは異なる、グルテンフリーで調整されたカレーの新たな地平の広がりを感じることができます。
ここで、「軽やかな味わい」と書きましたが、これは単に味が薄くて軽いのとは全く別物です。このグルテンフリーのルーに、1尾1尾新鮮なオイルで火を入れられたオマールエビとその風味がにじみ出たオイル、仕上げにまわしかけられた生クリームによって、作品全体としてのオマールエビのアミノ酸とステロールの調和による濃厚な舌通りは、グルテンフリーの「軽やかな味わい」と両立しています。
ここで使われるオマールエビも、しっかり1尾が1皿に使われており、トマトベースカレー風味のメインディッシュとしてのオマール料理といわれても納得がいくものです。3000円を超える程度のカレーになると、「○○カニ」や「○○牛ステーキ」等を乗せただけの「豪華な素材自慢」になりがちな提供も多い中で、三福のオマールエビの味わいは、「主役級の役者があえて引き立て役を演じている」ようなトマトベース・グルテンフリーカレーとの味わいの調和を実現しています。
オマールエビカレーは、チキンコンフュカレーにさらに輪をかけて手がかかるので、提供はディナータイムのみとなっています。この水準で2380円とはお得過ぎる1皿です。
写真
概要
店舗名
さんぷく
カレー屋 三福ジャンル
電話番号
住所
アクセス
営業時間
- 営業時間/定休日
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月
- 11:00~20:00
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火
- 11:00~20:00
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水
- 11:00~20:00
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木
- 11:00~20:00
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金
- 11:00~20:00
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土
- 11:00~20:00
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日定休日
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祝定休日
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- 公開日
- 最終更新日