日本橋グリーン歯科

出るべくして出てきたという感じの歯科医院です。

中央通りと永代通りの日本橋交差点から中央通り沿いを丸善・高島屋の方に歩いてすぐのところにあります。

一歩中に入ると、至るところに客を温かく迎えようという気持ちが感じられて、とても居心地の良い医院です。玄関正面のホテル風の広くて長〜いカウンターではちょっと岸本加世子に似た雰囲気の女性が受付してくれます。話し上手で如才なく受け答えしてくれるのでとても安心感があります。女性オーナーかと思いきやこの人は院長夫人なのだそうです。院内の調度はセンスが良いものが多いのですがこの女性が選んでいるようです。

一方院長の趣味が反映されているのはテレビです。受付カウンターの右に広がる待合室には巨大なテレビが設置されています。ゴルフの中継があったとき、先客がいかにも立ち去りがたい様子で治療室に行った後、いそいそと戻って来たのもよほどの臨場感があったからなのでしょう。

肝心の歯科治療ですが、院長は手早く的確に治療してくれるので、歯科チェアーの上で不安に震えながら無駄な時間を過ごすということはまずありません。また最近の傾向なんでしょうか、結構ペインレスの治療方法を取り入れてくれるので助かります。彼は東京医科歯科大出身でOB会の理事をやっている関係からか、東京医科歯科大の卒業生から良い先生をスカウトしてきています。年配の栗山先生はつい最近まで東京医科歯科大病院で講師をやっていたそうですし、荒崎先生は何と東京医科歯科大を首席で卒業して、この院内では博識の教え魔的存在です。女性の副院長の加藤先生も明るくて聡明ですよ。

何よりも？書いておきたいことは、歯科衛生士さんたち（3人いるようですが）が全員そろってとてもかわいくて、何か言うとすぐにニコニコと笑顔になることです。仕事ぶりもブラッシングケアはきびきびしているし、先生の指示にもてきぱきと対応して動いています。受付カウンターのマダムを見習っているのか、3人でいつもこうしようと話し合っているのか、なかなか感心ですね。彼女たちが歯科チェアーの脇にいるだけでちょっと安心です。(^○^)

先日、前からときどき腫れることがあった親知らずを抜いてもらいました。先生は国立の東京医科歯科大学で長く診療にたずさわっていたとのことで、安心して治療を受けることが出来ました。他のスタッフも皆、穏やかで、優しく、親身になって対応していただきました。