変形性膝関節症では膝の伸展運動(膝を伸ばす運動)が制限されることが多く、特に体重をかけて膝を伸ばすことが制限されてしいます。そのため、変形性膝関節症に対する運動療法では膝伸展運動に関係する大腿四頭筋、特に最大伸展域で強く作用する内側広筋の筋力強化が重要だと考えられています。
ここでは膝に負担をかけずに内側広筋を鍛えるトレーニングを紹介します。
1 膝の下にタオルなどを丸めて挿入する
2 足の力を抜きリラックスする
3 つま先を上に向けながらタオルを下に押し込む
4 この状態を3~5秒程度保持する
以上のトレーニングを20回で1セットとし、1日2セット程度行います。
