心おだやか身体やわらかに
私は粕屋町で育ち、
20代の頃は青年団と消防団などの活動をしていました。
ある時消防の訓練をしていて、足の捻挫をしました。
それで、先輩に勧められて行ったのが整骨院でした。
当時は、整骨院の存在も知らず、
こんな職業もあるのかぐらいの印象でした。
今でもそのことはよく覚えています。
先生から
「身体のバランスが悪いから、
背骨を整えておくね」と言われ、
身体をまっすぐにしてもらいました。
そのうち足の腫れも引いてきて、
大会にはなんとか出る事ができました。
先生にはほんと、感謝感謝です。
当時は自分がこの仕事につくとは
思ってもみませんでした。
しばらくはサラリーマンを経験しましたが
20代後半ぐらいから
将来に不安をおぼえるようになりました。
趣味を活かした仕事で楽しかったのですが、
なにか物足りない、
もう少し人の役に立てる仕事をしてみたいと
思うようになりました。
それは多分、地元で青年団や消防団などの
ボランティア活動をしていたからだと思います。
まず思いついたのが警察などの公務員の仕事でした。
仕事を辞めて必死に勉強をしたつもりでしたが、
努力が足りずにすべて不合格。
路頭に迷いました。
仕事もない、何がしたいのかもわからない。
こんな状態が一年以上続き、
なんとか仕事は見つかったもののやる気も出ない。
このままではいけないと思い、
今の自分にできることは何だろう?
何がしたいのか?をずっと考えていると、
ふと昔通った整骨院のことを思い出しました。
このときピンときました!
これだ!人の役に立てて、地元の人に喜ばれる仕事。
それから、29歳で専門学校に入学し、
3年間の学生生活を送りました。
その間は整骨院で修行を重ね、朝早くから夕方まで研修。
夜は学校に行って授業という生活が続きました。
失敗もたくさんしましたが、多くの患者様やスタッフ、
ご指導いただいた先生に支えられながら、
分院長も経験することができました。
そして5年間の整骨院の勤務を経て、
36歳で念願の地元粕屋町に開業しました。
とても環境がよく、
よさこい祭りなどのイベントもたくさんあって、
活気あふれるこの町が大好きです。
私を育ててくれた粕屋町への恩返しのつもりで、
地域のみなさんの健康を全力でサポートし、
元気をお届けしていきます。
これからも末永くよろしくお願いします。