出産を終え、ようやく育児にも慣れてきてほっとしたものの、出産のときに開いた骨盤が原因で、なかなか体重が戻らなかったり、腰痛や肩こりがひどくなったり・・・という悩みを持つママさんは多いようです。
その多くは、骨盤のゆがみが原因で引き起こされているので、ゆがみを解消することで症状も緩和されていきます‼️
妊娠するとリラキシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは、産道を確保するために骨盤の靭帯を緩め、骨盤を開きやすくする作用があります。
妊娠中に開いた骨盤は、産後3~4ヶ月くらいかけて徐々に元の位置に戻っていくのが一般的です。
しかし、妊娠期間中に筋力が低下したせいで、骨盤は正常な位置に戻りにくくなることもあります。
特に骨盤内のインナーマッスルや内腿の筋肉が弱くなると、ゆがみが出やすくなります。
また、妊娠中や日常的に横座りや足組みをしたり、どちらか片方の腕や肩で荷物を持つ癖があったり、産後にあぐらをかいて授乳したりしていると、体への負担が大きく、骨盤のゆがみの原因になってしまいます🤭
骨盤がゆがんだままの状態だと筋肉のバランスが崩れ、血流やリンパの流れが悪くなり、冷え症や新陳代謝の低下を招きます。
骨盤のゆがみから神経を圧迫し坐骨神経痛が出たり、仙骨や尾骨、恥骨の痛みなどが現れることも。
また、内臓が元の位置にとどまれずに下がってくることから、それを支えるために皮下脂肪が増える問題も出てきます。
そのほかの症状としては、むくみや尿漏れ、生理不順、不妊、腰痛、股関節痛などがあります。
骨盤のゆがみによる筋肉の強弱や偏り、柔軟性がなくなることで、体の各部位にトラブルが起きやすくなるのです。
なので、早めに体を整えるような治療をしておくと、痛みや産後のトラブルに巻き込まれずにすみますよ😉